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Channel: 元「なんでもエンジニ屋」のダメ日記
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Robocopy を実行するとコピー先フォルダーが隠しファイルになる場合の対処法

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先日、知人パソコンのHDDから(個人的には珍しい)SMART Failureが発生、即バックアップを行いました。
HDDは正常に動作していたのでRobocopy コマンドでバックアップを行ったところ、一部フォルダーが隠しファイルになってしまいました。
今回は、Robocopy を実行するとコピー先フォルダーが隠しファイルになる場合の対処法をメモ。
既出な情報ですが、備忘録としてメモします。

現象

Robocopy コマンドを実行し、コピー元にドライブを指定するとコピー先が隠しファイルになるそうです。よく調べると昔から起きてるようですね。
例として、Dドライブ丸ごとをEドライブのD フォルダーへコピーする場合は下記のようなコマンドを実行します。
Robocopy.exe d:\ e:\D /E /R:1 /W:1 /XD "System Volume Information" $RECYCLE.BIN /LOG:c:\temp\<ログ名>.log
コマンドを実行すると下記画像のようにD フォルダーは隠しファイルになりました。
image
image
Dir コマンドに「/a:h」オプション(隠しファイルを表示)を付けて実行するとよく分かります。
image

対処法

ファイル属性を表示または変更する「attrib」コマンドを実行し、隠しファイルを解除します。
attrib.exe /S -H e:\D
 /S:現在のフォルダーとすべてのサブフォルダーの一致するファイルを処理
-H:隠しファイル属性を解除

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平成27年01月17日.NETラボ in 秋田に登壇します

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平成27年01月17日(土)、毎月都内で開催されている.NETラボの勉強会が秋田県仙北市角館町で開催されます。
今回20分間のセッションを頂けましたので、Windows Server EssentialsのPowerShellについてお話致します。
なぜ秋田で開催するのか?が気になる方、また都合の宜しい方は是非ご参加ください。

スケジュールは下記リンクからご確認いただけます。
.NETラボ in 秋田1月
参加は下記リンクから!
.NETラボ in 秋田 - こくちーず

PowerShell を使ってMicrosoft Azureの仮想マシンにリモート接続する手順

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Microsoft Azure 上にWindows Server Essentials Experienceの仮想マシンを作り、テストを行ってみました。
Microsoft Azureへの不慣れが多い状況ですが、少しづつ触っています。
今回は、PowerShellからMicrosoft Azureの仮想マシンにリモート接続する手順をメモ。
使わないと分からないものですね。

リモート接続するまでの流れ

  1. Azure PowerShell をインストール
  2. Azure PowerShell を起動する
  3. Azure アカウントを認証する
  4. Azure 仮想マシンを起動する
  5. Azure 仮想マシンへリモート接続
    1. 方法1
    2. 方法2

Azure PowerShellをインストール

How to install and configure Azure PowerShell」を参考に設定します。
  1. Windows Web Platform Installer 5.0をインストール
  2. [Microsoft Azure PowerShell]を探し、[追加]ボタンをクリック
    2015-01-15_150003
  3. [インストール(I)]ボタンをクリック
  4. [同意する(A)]ボタンをクリック
    2015-01-15_150055
  5. インストール完了後、[終了(E)]ボタンをクリック

Azure PowerShellを起動する

Windows 7の場合、スタートボタン→[プログラム一覧]→[Microsoft Azure]※→[Microsoft Azure PowerShell]を実行します。
似たような[Windows Azure] フォルダーがありますが、こちらではありません。
2015-01-15_151433

Azure アカウントを認証する

Azure の各種サービスを利用するためには、Azure アカウントを認証しなければなりません。
私はMicrosoft アカウントを使っているので、下記手順で認証しました。
  1. Add-AzureAccount コマンドレットを実行
  2. Microsoft アカウントの認証処理を行う
  3. Get-AzureAccount コマンドレットを実行し、アカウントを確認

Azure 仮想マシンを起動

作成済みのAzure 仮想マシンを確認、起動します。
  1. Get-AzureVM コマンドレットを実行、起動したいServiceNameおよびNameを確認
  2. Start-AzureVM -ServiceName <サービス名> -Name <ホスト名>
  3. 「Completed Operation: Start-AzureVM」の文言が表示されるまで待つ

Azure 仮想マシンへリモート接続~方法1

WinRM経由でAzure 仮想マシンへリモート接続する方法は、ローカルのWindows Serverにリモート接続する手順と「基本」変わりませんが、全く同じスクリプトだとエラーになりました。
試行錯誤した結果、いくつかのパラメーターが必要でした。
$u = "WSEのユーザー アカウント名"
$p = "パスワード" | ConvertTo-SecureString -AsPlainText -Force
$c = New-Object System.Management.Automation.PSCredential($u,$p)
Enter-PSSession -ComputerName <ホスト名>.cloudapp.net -Credential $c -UseSSL -SessionOption (New-PSSessionOption -SkipCACheck)
-UseSSL
-UseSSL パラメータがないと、よく見るエラーが返ってきます。
2015-01-15_161955
Azure 仮想マシンのエンドポイントを確認するとWinRMのパブリック ポート/プライベート ポートは5986になっています。
2015-01-15_161533
Microsoft サポート「Configuring WINRM for HTTPS」を確認すると、
Windows 7以上のWinRM HTTPSは通常5986を使う
と説明されており、これよりHTTPSが必要である事が分かります。
-SessionOption (New-PSSessionOption -SkipCACheck)
-SessionOption パラメーターなしでリモート接続するとサーバー証明書がない旨のエラーが出力されました。
2015-01-15_162536
そこで、New-PSSessionOption -SkipCACheckを-SessionOption パラメーターにセットし実行する事で、サーバー証明書は確認されなくなりました
この方法は簡単に接続出来ましたが、セキュリティ レベルが低下する問題があります。
New-PSSessionOption」コマンドレットの-SkipCACheck パラメーターには
Use this option only when the remote computer is trusted by using another mechanism, such as when the remote computer is part of a network that is physically secure and isolated or when the remote computer is listed as a trusted host in a WinRM configuration.
と説明されているとおり「クライアントで信頼できるリモート コンピューターを登録する」などが必要のようですね。
環境を把握し可能な限りセキュアな状況で利用したいところです。

Azure 仮想マシンへリモート接続~方法2

方法2は、サーバー証明書を作成・インポートした上でPowerShell からリモート接続します。
こちらが本命ですよね。
SQLMag.comさんの記事「Use PowerShell Remoting to Manage Azure VMs」やMichael Washamさんのブログ記事「Windows Azure PowerShell Updates for IaaS GA」を参考になりました。ありがとうございます。
下記スクリプトは、Azure 仮想マシンのサーバー証明書をインストールする関数になります。
なお、実行には管理者権限が必要です。
function Import-AzureVMCert{
param(
[string]$ServiceName,
[string]$Name
)
try{
#Get AzureVM
$vm = Get-AzureVM -ServiceName $ServiceName -Name $Name
#Get WinRM Certificate Thumbprint
$VmCert = $vm.VM.DefaultWinRMCertificateThumbprint
#Get Azure Certificate
$X509 = Get-AzureCertificate -ServiceName $ServiceName -Thumbprint $VmCert -ThumbprintAlgorithm sha1
#Create Temp File
$CertFile = [IO.Path]::GetTempFileName()
$X509.Data | Out-File $CertFile
#Install Certificate
$VMCert2 = New-Object System.Security.Cryptography.X509Certificates.X509Certificate2 $CertFile
$store = New-Object System.Security.Cryptography.X509Certificates.X509Store "Root", "LocalMachine"
$store.Open([System.Security.Cryptography.X509Certificates.OpenFlags]::ReadWrite)
$store.Add($VMCert2)
$store.Close()
#Delete Temp FIle
Remove-Item $CertFile
Write-Host "Install AzureVM Certificate - Complete!" -ForegroundColor Yellow
}catch{
Write-Host "Install AzureVM Certificate - Error!!!" -ForegroundColor Red
}
}
Internet Explorerのインターネット オプションからサーバー証明書を確認、インストールされていました。
2015-01-15_1800472015-01-15_180105
確認後、Enter-PSSession コマンドレットを実行すると無事接続しました。
$u = "WSEのユーザー アカウント名"
$p = "パスワード" | ConvertTo-SecureString -AsPlainText -Force
$c = New-Object System.Management.Automation.PSCredential($u,$p)
Enter-PSSession -ComputerName <ホスト名>.cloudapp.net -Credential $c -UseSSL
参考にしたサイト

Google Chrome では Lync Web App がサポートされなくなりました

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先日、Google Chromeを使ってLync Web Appのページにアクセスしたところ「Google Chrome では Lync Web App がサポートされなくなりました」と表示されました。
「なぜGoogle Chromeだけサポートしなくなったのか?」、知人から教えてもらった内容を私なりに調べてみました。
尚、本内容は自分用メモになります。

現在Google ChromeでLWAにアクセスするとこうなります

Chrome互換のKinzaを使って会議に参加してみたところ、
  • 会議へサインインは可能であった
  • 音声が聞こえなかった
  • プレゼンテーションの閲覧やメッセージ等は使えた
といった結果。

NPAPI for Windowsのサポート打ち切りが原因

知人から教えてもらった内容に「NPAPI」というキーワードがありました。
NPAPIは窓の杜さんの記事『Google、「Google Chrome」の“NPAPI”プラグインサポートを段階的に廃止』がすごく分かりやすくて、
  • NPAPIとは、Netscape Plugin APIの事
  • オーディオやビデオといったコンテンツを古いブラウザ単体でサポートし難い時代にNPAPIを使って実現してきた
  • 今では設計の古さによりクラッシュ・ハングアップ・セキュリティ・メンテナンス性の低下なども問題がある
  • また、NPAPIの利用頻度が激減
等と説明されていました。
2015年1月からGoogleはChromeブラウザ向けNPAPIのブロックを開始するため、Microsoftは2014年12月からGoogleChrome では Lync Web App をサポートしないようになったそうです。
Lyncの利用頻度が高くないのですが、Internet Explorer以外のブラウザでLync Web Appをどのようにして動かしているのかが少し垣間見れました。
ちなみに、「WebRTC」というW3Cが提唱するリアルタイムコミュニケーション用APIがあるようで、今後はこういった新しいAPIを利用し再度Google ChromeでもLync Web Appが使えるようになれば嬉しいですね。

余談:Lync の使い方

Lyncの使い方を知りたい方は、いつもお世話になっている「世の中は不思議な事だからけ」の管理人様が作成されたスライドをご覧ください。
私はこのスライドをみて勉強しました!
Lync セッションについて - SlideShare
参考にしたサイト

ThinkPad USB トラックポイント・キーボードが50%オフです~0B47208、0B47190

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2013-07-06 11.11.29
今日と明日、新型ThinkPad USB トラックポイント・キーボードがクーポン利用で50%オフになります。このクーポンコードは特定サイト専用だそうです。
今回は、新型トラックポイントキーボードのUSB版のみが対象となります。ご注意ください。

クーポン情報

◎クーポン・コード
  JPAF0125
◎クーポン対象商品
  • ThinkPad トラックポイント・キーボード 日本語(0B47208)
  • ThinkPad トラックポイント・キーボード 英語(0B47190)
  • ThinkPad USB数値キーパッド (33L3226)
◎クーポン有効期間
2015年01月24日(土)~01月25日(日)の2日間

購入先

USB版は半額の4,471円になります
購入は下記リンクからどうぞ。

Dev&IT Proの方はUSB版をオススメします

2014.07.07 修正
USB版を購入しPowerShell ISE、およびVisual Studio 2013 Proで使ってみました。
残念ながら、USB版もHScrollFun.exeが落ちる本現象が発生します。
ソフトウェアはUSB版・Bluetooth版ともに同じでした。

ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント キーボードを販売開始時から利用しています。
ワイヤレスのため膝上に載せてタイピングするなど使い勝手はすこぶる良いのですが、
  • PowerShel ISE
  • Visual Studio 2013
を標準設定、かつ、縦・横スクロールをするとスクロールを制御するアプリケーションが100%クラッシュします。
これはかなりのストレスになります。
PowerShellをよく扱うIT Proの方やVisual Studioをよく使うDevの方は、Bluetooth版は非常にオススメできません。USB版をオススメします。
ThinkPad Bluetooth キーボードで縦・横スクロールが出来なくなった場合の対処法
製品のレビュー
使い勝手は以前投稿した記事からご確認いただけます。

MVP Community Camp 2015 に登壇します~東京会場

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平成27年1月31日(土)、MVP Community Camp 2015が全国8か所で開催されます。
今回は、東京会場(品川,Microsoft本社)で1セッション担当させていただくことになりました。
中小企業向けWindows Server OS の底力~クラウドと融合
内容は、中小企業向けWindows Server OSである「Windows Server 2012 R2 Essentials」を軸に、OSの基本とMicrosoft のクラウド サービスとの融合、そして約1年OSを触って分かってきたポイントをご紹介いたします。
尚、東京会場では、実例・開発・インフラ・Office 365と多岐にわたるセッションが予定されています。
私的には、実例のお話を全部聞きたいですね。
セッションの詳細を知りたい方は下記リンクから確認してください。
MVP Community Camp 2015 - Microsoft Event
お時間ある方、各分野に対してご興味がある方、是非参加してみませんか。

Windows Server 2012 R2 のネットワーク プロファイル名を変更したい

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自宅のWindows Server 2012 R2(Hyper-V)にUSB3.0 有線LANアダプターを追加しました。
(あまり期待していませんでしたが)予想外の速度(400~500Mbps)が出ており、1,600円程度の商品としては非常に満足しました。
ここまではよかったのですが、自動的に追加されたネットワーク プロファイル名が非常に分かりづらい。
今回は、Windows Server 2012 R2のネットワーク プロファイル名を変更する方法をメモ。

やりたい事

赤枠で囲んだ場所はネットワーク プロファイル名と呼びます。
パッと見ただけで識別出来るよう、ネットワーク プロファイル名を任意の文字に変更します。
※下記文字は既に変更したものです。
image

PowerShell Set-NetConnectionProfile コマンドレットからは変更できなかった

以前書いた記事「PowerShell ネットワークのカテゴリを変更する~PublicからPrivateへ」を参考に、ネットワーク プロファイル名を変更できるか試してみました。
結果、ネットワーク プロファイル名は読み取り専用であるため変更は出来ませんでした。
image

レジストリから変更する

レジストリをハックしネットワーク プロファイル名を変更できます。
※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
※ OSを再起動するので、作業中のウィンドウを閉じておきましょう。
$reg = "HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\NetworkList\Profiles"
#変更したいプロファイル名のGUIDキーをを確認
Get-ChildItem -Path $reg
#アイテム プロパティを確認
Get-ItemProperty -Path "$reg\{該当のGUIDキー}"
#ネットワーク プロファイル名を変更
Set-ItemProperty -Path "$reg\{該当のGUIDキー}" -Name ProfileName -Value "<新しいネットワーク プロファイル名>"
#ネットワーク プロファイルの説明を変更
Set-ItemProperty -Path "$reg\{該当のGUIDキー}" -Name Description -Value "<説明>"
#OSを再起動
Restart-Computer -Force
image
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参考にしたサイト

MVP Community Camp 2015 に登壇してきました~東京会場

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平成27年1月31日(土)、MVP Community Camp 2015 にご参加頂き誠にありがとうございました。
当日は東京会場(品川、Microsoft本社)にて「中小企業向けWindows Server OSの底力~Microsoft オンライン サービスとの統合」という内容をお話させていただきました。
内容は、
  • 中小企業向けWindows Server OSである「Windows Server 2012 R2 Essentials」の概要
  • Microsoft オンライン サービスとの統合機能の概要とMicrosoft Azure バックアップのメリット
  • 約1年OSを触って分かってきたポイント
の3点をご紹介させていただきました。
少し早口になってしまい至らないところがありましたが、無事終了できた事に安堵しております。
当日の資料はSlideShareにアップロードしております。
ご興味ある方、当日参加できなかった方は是非閲覧していただければ幸いです。
再度になりましたが、MVP Community Camp 2015に参加された方々、各地の運営スタッフ、Microsoft 関係者に感謝しております。
ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

余談
旅の内容と撮った写真をメモしておきます。
今時期の青森は雪による移動手段のトラブルが良くあります。
そのため、イベント前日に東京入りしたのですが、宿泊施設は二日別々の場所を取りました。
一日目は、「ヴィアイン秋葉原」。
秋葉原駅から数分のホテルのため、移動が楽でした。
非常に面白いのは、ホテルの中心部がが吹き抜けで非常に怖かったです。
困った事は、ホテルの階数がある割にエレベーターが二基しかないため、上り下りに時間がかかりました。
分かった上で利用すればストレスにはならないのかなと。
二日目は、「ファーストキャビン秋葉原」。
非常に面白いコンセプトのカプセルホテル。
部屋はビジネス クラスとファースト クラスがあり、私はファースト クラスに泊まりました。
微妙に高い価格設定ですが、大風呂もあり快適でした。
各部屋は鍵をかけられない作りなので貴重品の管理が重要。
男性階と女性階が別々なので、女性は安心して泊まることが出来るのかなと。
最後に、イベント打ち上げ後の話。
何を血迷ったのか、次郎という食べ物(ラーメン)を今まで食べた事がなかったのでMVP(Office 365)の友人二人が連れていってくれました、夜の10時過ぎに。
場所は「ラーメン富士丸」という次郎系?の場所。
予想通り具合が悪くなりましたが、麺もスープも美味しいと言えば美味しい。
しかし、麺少なめ、野菜少なめにしたにも関わらず撃沈。
次回は本家で食べる約束をして解散。
Mさん、Wさん、ラーメン屋に連れていってくれただけでなくホテルの場所までついてきて頂き、本当にありがとうございました。

Hyper-V 仮想マシン全台に対し統合サービスのバージョンを確認する方法

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Hyper-V に仮想マシンを新規作成した後に必ず行う事は、統合サービスのインストール作業です。
稀にインストール作業を忘れていたりします。
今回は、Hyper-Vの仮想マシン全台にインストールされた統合サービスのバージョンを確認する方法をメモ。

確認方法

確認方法は、PowerShell のGet-VM コマンドレットを使います。
Get-VM | Select Name, IntegrationServicesVersion

上記画像のIntegrationServicesVersion 列(6.3.9600.16384)が統合サービスのバージョンになります。
また、バージョンがない場合は、統合サービスがインストールされていない事を表します。
インストール漏れがあった場合にもGet-VM コマンドレットが役立ちしますね。

Windows 10 Build 9926 Windows Updateで 0x80246017 が表示される場合の対処法

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Windows 10 Technical Preview Build 9926のWindows Update を実行したところ、エラー コード「0x80246017」が出力されました。
今回は、エラー コード「0x80246017」が出力された場合の対処法をメモ。

現象

更新プログラム「FBL_AWESOME1S01 9935 Enterprise」をインストールしようとするとエラーが発生しました。
2015-02-04_094155
エラー コードは、0x80246017 になります。
エラー メッセージには「更新プログラムのインストール中に問題が発生」と書かれていますが、イベント ビューアーを確認すると「更新プログラムがダウンロードできませんでした。」と書かれています。
2015-02-04_094041
image

対処法

エラー コード「0x80246017」が出力された場合は、下記手順を行う事でインストールが可能となります。
※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
  1. [Win]+[r]を押す
    又は、[Win]+[x]→[ファイル名を指定して実行(R)]をクリック
  2. [regedit]と入力し、実行
    image
  3. UAC画面が表示された場合は、[はい]ボタンをクリック
    image
  4. レジストリを操作する
    1. 下記パスへ移動
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsSelfHost\Applicability
    2. [Applicability]キーをエクスポートする
      ※バックアップを目的としています
    3. 値[ThresholdRiskLevel]のデータを[Low]に変更
    4. [ThresholdInternal]を削除、又はリネーム
    5. [ThresholdOptedin]を削除、又はリネーム
変更前
2015-02-04_094533
変更後
2015-02-04_094609

平成27年01月17日.NETラボ in 秋田に登壇してきました

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平成27年1月17日、大雪のさなか開催された「.NETラボ in 秋田」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
当日は、秋田県仙北市角館町の五井酒造店様の一室にて「Windows Server Essentials用PowerShell コマンドレット」についてお話しました。
内容は、ユーザー登録など同じ操作を何度も設定するよりも、早くて確実に設定できるPowerShell スクリプトで楽になりたい、またなってほしい、その思いを内容にしてみました。
スライドには載せておりませんが、Microsoft Azureの仮想マシンを用いて環境構築デモをさせていただきました。
デモを行う難しさ事が今回初めて分かったので、次回に生かしたいですね。

尚、同イベントに登壇された.NETラボの林さんが「Windows PowerShellを紐解いてみる ~WBEMとWindows PowerShellの管理機能~」というタイトルでPowerShellを学術的視点で説明される予定でしたので、順番をあえて入れ替えさせていただきました。
私の話は林さんの応用編という位置づけで話をした方が参加された方々に分かりやすいかと思いましたので・・・
林さん、急なお願いを聞いていただき、大変ありがとうございました。

余談:角館町

角館町は「みちのくの小京都」と呼ばれており、歴史ある武家屋敷と桜並木が有名です。
学生時代は角館町の桜を堪能してから地元秋田市の桜を楽しむのが(私の中では)一般的でした。
ご興味がある方は秋田県の角館町へ遊びに来てください!
かくのだて観光Navi

Windows 10 Build 9926 IE11でMicrosoft アカウントのサインイン ページがクラッシュする場合の対処法

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Windows 10 Technical Preview Build 9926の初期状態のInternet Explorerを使って、msdn サブスクリプションを閲覧していた時の話です。
あるWindows Server のISOファイルをダウンロードするため、msdn サブスクリプション画面 右上の[サインイン]リンクをクリックしたところ、Internet Explorerが動作を停止し同現象がループしました。
今回は、Windows 10 Build 9926 IE11でMicrosoft アカウントのサインイン ページがクラッシュする場合の対処法をメモ。

現象

Internet Explorer 11(バージョン:11.0.9800.0、更新バージョン:11.0.8)を起動し、msdn サブスクリプションのページへ移動します。
画面右上の[サインイン]リンクをクリックすると画面下のように[Internet Explorer は動作を停止しました]のエラー画面が表示されます。
[プログラムの終了(C)]をクリックするも同エラーが発生します。
2015-02-04_143828

対処法

古典期な方法ですが、互換表示設定を使います。
  1. 画面右上の[歯車]マークをクリック
  2. [互換表示設定(B)]をクリック
  3. テキストボックスに[live.com]と入力し、[追加(A)]ボタンをクリック
image
余談:新レンダリングエンジン「Edge」
Windows 10 Technical Preview Build 9926のInternet Explorerには、新しいレンダリングエンジン「Edge」が設定をすることで利用可能になります。
利用するには現行レンダリングエンジン「Trident」から切り替える必要があり、手順は下記の通りとなります。
なお、レンダリングエンジンを切り替えても本記事の現象は発生します
  1. Internet Explorer 11(IE11)を起動
  2. アドレス ボックスに[about:config]を入力、実行
  3. [Enable Experimental Web Platform Features]を[Enabled]に変更
  4. [Apply Changes]をクリック
  5. IE11を再起動
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Hyper-V 構築・運用時に分かった事をまとめました

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ここ1年程Windows Server 2012 R2のHyper-Vを使って各種検証を行っております。
何となく操作・設定が出来てしまいますが、よく理解できていない事が多々あります(あるでしょう)。
今回は、私がHyper-V 構築・運用時に勉強した、又は嵌った事で得た知識・経験をまとめました。
内容には、基本中の基本も含まれています。
尚、本内容の環境はWindows Server 2012 R2のHyper-Vです。
クライアントHyper-Vでは検証しておりません。予めご了承ください。

2015.02.05 視覚効果欄にWindows 10 Technical Previewを追加しました。

統合サービスのISOファイル

統合サービス(Integration Services) インストールディスクのISOファイルはWindows Serverの下記パスに格納されています。
C:\Windows\System32\vmguest.iso

統合サービスのインストール状況を確認

全仮想マシンにインストールされた統合サービスのバージョンを確認したい場合は、PowerShellのGet-VM コマンドレットを使えば直ぐに分かります。
Hyper-V 仮想マシン全台に対し統合サービスのバージョンを確認する方法 

リモート アクセスするならRemote Management Toolが便利

Royal TSRemote Desktop Managerなどリモート管理ツールを使う事で、仮想マシンへのリモート アクセスが楽になりました。
仮想マシンの起動・停止などの操作も出来ます。
なお、仮想マシンの設定は出来ません。
リモート アクセス管理ツールをまとめてみた~RDP,VNC,SSH,Telnet

Windows 8.xの動作が重い場合は視覚効果をオフ

Windows 8.xの場合、適切なメモリー サイズを設定しているにも関わらずスタート メニューを表示/非表示する動作が緩慢なためストレスを感じます。
また、Windows 10 Technical Preview Build 9926においても同様の事が言えます。
※同一環境のWindows 7は(比較的)キビキビ動作しています。
この場合は、仮想マシンOSの[視覚効果]を[パフォーマンス]に変更する事で快適になります。
文字が見にくいと感じる場合は、[スクリーン フォントの縁を滑らかにする]のみチェックを入れます。
尚、Windows ドメイン環境であればグループ ポリシー(GPO:Group Policy Object)から[視覚効果]のポリシー設定すると便利です。

仮想ストレージは固定?可変?

Hyper-Vに関する各種文献を読み漁った限り、仮想ストレージは固定の方がパフォーマンスが高いと書かれています。
仮想マシン用物理ストレージをSSDに換装後は、(私の場合)固定・可変ともにあまり違いが感じられなかったので一部Windows Serverを除き全て可変に変更しました。

仮想マシンの世代に注意

仮想マシンを作成する際、第1世代と第2世代が指定できます。
第2世代の仮想マシンとしてサポートされるOSに注意が必要です。
  • Windows Server 2012 / 2012 R2
  • Windows 8 / 8.1 64bit版
  • 一部のLinux ディストリビューション
私はWindows 8.xの32bit版で嵌りました。

スナップショットは適切な使い方が必要

スナップショットは仮想マシンの「その時」を保持し、後から「その時」に戻す事が出来る機能です。
スナップショットを作成する度に「差分ファイル」が作成されます。
検証時は非常に便利なため、失敗した場合と設定の練習時に以前の状態に戻しています。
しかし、親ファイルと差分ファイルとの整合性が取れている場合はよいのですが、仮想マシンを破損させた場合はかなり厄介です。
Hyper-V 差分ありの親VHDXファイルをアクセスし破損させた場合の対処法
スナップショットは機能を理解した上で適切な使い方が必要です。

仮想マシン起動時に「Failed Secure Boot is verification」が表示される

仮想マシンによってはセキュア ブートが有効になっているため、OSが起動できないケースがあります。その場合は、仮想マシンの設定から「セキュア ブート」を無効にします。
Hyper-V 起動後に「Boot Failed. EFI SCSI Device. Failed Secure Boot Verification.」のエラーが表示される

ハードウェア

約3年前に購入したThinkPad T420にWindows Server 2012 R2をインストールしHyper-Vを稼働させています。
Lenovo ThinkPad T420 まずは使ってみた編
メモリや物理ストレージを換装し使い続けた結果、ハードウェアは
  1. 物理ストレージ
  2. ネットワーク
  3. CPUのコア数
の3点を特に気を付けるべき事が分かりました。
ハイブリッド型HDDは仮想マシン用には向いていない
SASが使えない環境なため、SATAのみとなります。
Hyper-V環境を設計する際、仮想マシン用物理ストレージは仮想マシン数から計算してビット単価よりも容量を優先にしたいと思い東芝製のNANDを搭載したHDD(MQ01ABD100H)を購入。
一抹の不安はあるものの8GBのNANDに期待しましたが、蓋を開けてみると不安は的中しHDDのパフォーマンスと同程度なため、あえなくお蔵入り。
ここで分かった事は
SSHDは仮想マシン用ストレージには向いていなかった
事ですが、Hyper-V ホスト用やISOファイル、仮想マシンのエクスポート先としては快適に使えます。
理由は、(参考値:Windows 10 Technical Preview Build 9926)SSHDのベンチマークの結果から分かるからです。


仮想マシン用物理ストレージはSSD
では、個人で購入しやすいSSDではどの程度使えるのか、試してみました。
Crucial製SSD(Crucial M550 512GB)に換装し負荷がかかりやすい状況のディスクI/Oを計測してみました。
  • 1台のWindows 8.1(無印)を新規インストール
    -> 3~4MB/s
  • 2~3台同時に「仮想マシンの記憶域を移動」
    -> 150~250MB/s
  • 7台同時に起動~安定まで
    -> 3~200MB/s
  • 仮想ディスクを固定から可変に変更
    -> 300~500MB/s

※上記数値はHyper-V ホストのリソース モニターを目測したものです。
※Hyper-V ホストのディスクI/Oも含まれています
私の使い方で言えば、検証用として本SSDは必要十分でボトルネックは解消できました。
尚、使用したCrucial M550 512GBのベンチマーク結果は下記の通りです。


ネットワークカードは2枚以上あると便利

ネットワークの知識がないと嵌ってしまいますが、NICを2枚用意すると便利です。
私は
  1. 仮想ネットワーク スイッチ用(仮想マシン用)
  2. 管理用(Hyper-V ホスト用)
の構成にしています。
管理用ネットワークカードを用意する利点は、Hyper-V ホストの設定や4GB超のISOファイルを転送する際に仮想マシンの通信に影響を与えません。
NICが一枚だとSPOFとなり、障害が発生すると何もできなくなります。
実際に「ホストに通信さえ出来れば・・・」という事が出張中に何度か経験したため、現在はNICを2枚使っています。

関連する記事

Azure Virtual Networkを使うためだけにJuniper SSG-5-SH-BTを購入してみた

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Microsoft Azure Virtual Network、ご存じですか?
Microsoft Azure Virtual Networkは、IPsecを用いたサイト間接続が可能なVPNサービスです。
VPN接続後、オンプレミスからAzureのサービス(例えば、仮想マシン)が利用可能となります。
昨年購入したヤマハ製ルーター「RTX1100」を使ってIPSec VPN接続がしたいところでしたが、(残念ながら)仕様により断念せざるを得ませんでした。
そこで、Azure Virtual Networkと接続するためだけにJuniper SSG-5-SH-BTを購入
今回は、なぜJuniper SSG-5-SH-BTを購入したのか?購入する際に注意すべき点などをメモします。

Juniper SSG-5-SH-BTとは

ssg5
  • Juniper製ネットワーク装置
  • NetScreenのセキュリティ技術やScreenOSがベース
  • 小~中規模を対象としたUTM
  • ファイアーウォールの性能は160Mbps、IPSec VPNは40Mbps
  • LANポートが10/100Base TX 7ポート
  • ISND BRI S/Tが1ポート
  • コンソールが1ポート
  • MTBFは40.5年
スペックの詳細は下記URLから確認できます。
https://www.juniper.net/jp/jp/products-services/security/ssg-series/ssg5/

なぜJuniper製SSGシリーズを購入したのか?

理由は4つあります。
  1. JuniperはAzure Virtual Networkが利用できるVPNデバイス ベンダーである
    仮想ネットワークに使用する VPN デバイスについて」に掲載されているVPNデバイス ベンダーの一つにJuniperがあり、検証されたデバイスの一つがSSGシリーズです。
  2. IKEv2対応である
    (ScreenOS 6.2のドキュメントが見つかりませんが)ScreenOS 6.3.0r17のドキュメントを見ると6.3.0からIKEv2に対応しています。
  3. SSG用構成スクリプト ファイルが用意されている
    仮想ネットワークに使用する VPN デバイスについて」に掲載されていますが、、AzureにはVPNデバイス構成スクリプトが用意されています。
    Azure ポータル サイトからJuniper SSGシリーズ(ScreenOS 6.2)用構成スクリプトをダウンロードでき、設定内容を少し編集するだけでAzure Virtual Networkのゲートウェイと接続できます。
  4. 中古品が安い!
    個人とはいえ趣味の一環ですから、あまりお金はかけられません。
    SSG-5シリーズは中古品だと約6~7千円なため、気軽に購入できます。

どこでSSG-5-SH-BTを購入したのか?

オークションを含め様々なサイトを調べた限り、SSG-5-SH-BTの中古品の相場は約6~7千円である事がわかりました。
その中から「ヴォゴネットラボ」さんから購入。
【中古】SSG-5 (SSG-5-SH-BT) - VigonetLabs
購入時のSSG-5-SH-BTのファームウェア(ScreenOS)は6.3.0r17(最新の一つ前)でした。
外装の使用感はありましたが、性能の問題は全く感じられません。
※個人的には、当たりを引いたと思っています。

結局、Azure Virtual Networkは利用できたのか?

はい、できました。

注意点

いくら中古品が安いVPNデバイスとはいえ、Azure Virtual Networkが利用できなくては意味がありません。
購入前に知っておきたい注意点が1つあります。
ScreenOSのバージョンは「6.2以上である」事
仮想ネットワークに使用する VPN デバイスについて」においても説明されていますが、Juniper SSGシリーズの場合はScreenOS 6.2以上が必要です。
幸いなことに私が購入したSSG-5-SH-BTはScreenOS 6.3.0r17でしたので、問題なくAzure Virtual Networkが利用できました。
可能か分かりませんが、購入先に対しScreenOSのバージョン確認が出来れば嬉しいですね。
image

Juniper SSGシリーズに関するドキュメントとWebサイト/ブログ記事

購入後は設定が当然必要です。
初めて設定される方は下記ドキュメントを読んでみるとよいでしょう。

Azure Site Recovery 登録ウィザードに新しい登録キーを登録、失敗する場合の対処法~DRA サーバー

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Microsoft Azure Site Recovery 登録ウィザードに新しい登録キーを指定すると「DRA サーバーは既に資格情報コンテナー xxxx に登録されています。」のエラー メッセージが表示され、登録できない状況になりました。
今回は、Azure Site Recovery 登録ウィザードに新しい登録キーを登録、失敗する場合の対処法をメモ。

現象

Azure Site Recoveryを再構築後、インストール済みのAzure Site Recovery Configuratorから新しい登録キーを指定したところ、下記エラー メッセージが表示され登録できませんでした。
DRA サーバーは既に資格情報コンテナー xxxx に登録されています。
この資格情報コンテナーに関連付けられている登録キーを選択するか、xxxx からサーバーを登録解除してから、別の資格情報コンテナーにそれを登録します。
2015-02-05_220109

対処法

US Technet フォーラムに回答がありました。
How can I fix "The DRA server is already registered" ERROR of Azure Site Recovery Provider Setup ?
手順は下記の通り。
※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
  1. [Microsoft Azure Site Recovery Provider]をアンインストール
    2014-12-13_165249
  2. [regedit]を実行
  3. 下記パスを削除
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Azure Site Recovery
    2015-02-05_220728
  4. [Microsoft Azure Site Recovery Provider]をインストール

PowerShell ローカル ネットワーク全体にPingを送信したい

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PowerShell を使ってネットワーク全体にPingを送信、応答結果が欲しい場合のスクリプトを書いてみました。
フリーソフトのような高速にPing送信/応答は出来ませんが、その場で簡易に確認したい時に使えます。

Ping送信

PowerShell を使ってPing コマンドを実行すると、戻り値の型は配列になります。
※戻り値の型を調べたい場合は、GetType()を実行します。
$r = ping "192.168.1.254" -4 -w 1 -n 1
for($i=0; $i -lt 7; $i++){
write-host "$i -> "$r[$i]
}
このスクリプトを実行した結果は下記の通りとなります。
結果:応答がある場合
0 ->  
1 -> 192.168.1.254 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
2 -> 192.168.1.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =14ms TTL=128
3 ->
4 -> 192.168.1.254 の ping 統計:
5 -> パケット数: 送信 = 1、受信 = 1、損失 = 0 (0% の損失)、

6 -> ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
7 -> 最小 = 1ms、最大 = 1ms、平均 = 1ms
結果:タイムアウトする場合
0 ->  
1 -> 192.168.1.250 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
2 -> 要求がタイムアウトしました。
3 ->
4 -> 192.168.1.250 の ping 統計:
5 -> パケット数: 送信 = 1、受信 = 0、損失 = 1 (100% の損失)、
6 ->
7 ->

ネットワークを全スキャンする

上のスクリプトを改良し、ネットワークの任意の範囲に対しPingを送信します。
応答の有り無しは、配列3番目の文字列に「応答」があるかどうかで判定しています。
$ao = 192 #第1オクテット
$bo = 168 #第2オクテット
$co = 1 #第3オクテット
$s = 1 #第4オクテット開始
$e = 254 #第4オクテット終了
#Ping送信
Write-Host "Pingを送信します(対象:$ao.$bo.$co.$s - $ao.$bo.$co.$e)" -ForegroundColor Cyan
for($do=$s; $do -le $e; $do++){
$a = "$ao.$bo.$co.$do"
$r = ping $a -4 -w 1 -n 1
if($r[2].IndexOf("応答") -ge 0){
Write-Host " $a から応答がありました"
}
}
#終了
Write-Host "終了しました" -ForegroundColor Cyan

Windows Server 2012 R2 既定ではディスクのクリーンアップ機能はありません~#cleanmgr

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Windows Server 2012 R2 Essentialsにおいて「ファイル名を指定して実行」から「ディスクのクリーンアップ(cleanmgr.exe)」を指定したところ、「cleanmgrが見つかりません」というエラーが出力されました。
今回は、Windows Server 2012 R2 において「ディスクのクリーンアップ」機能がない理由をメモ。

cleanmgr.exeはデスクトップ エクスペリエンス機能の一部

The Disk Cleanup button is part of the Desktop Experience feature.
と書かれており、cleanmgr.exeはデスクトップ エクスペリエンス機能の一部として提供されています。
Windows Server 2012 R2 Essentialsの既定ではデスクトップ エクスペリエンス機能は無効になっているため、cleanmgr.exeは実行できません。

余談:.exeと.exe.muiのコピーするも実行できませんでした
前述のTechnet ライブラリの記事を読み進めると、WinSxSからcleanmgr.exeとcleanmgr.exe.muiをコピーする方法が説明されています。
Windows Server 2012 R2 Essentialsで試してみたところ、予想どおり起動できませんでした。
ないものネダリをしても始まりませんし、cleanmgr.exeが使いたいがためにデスクトップ エクスペリエンス機能を有効にするのもなぁ...と思い、現時点では諦めております。

Windows Server 2012 R2で動作したUSB3.0 関連デバイス~ExpressCardとLANアダプター

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常日頃Microsoft製品の検証は、Lenovo ThinkPad T420で行っています。
本ノート パソコンのSSDにWindows Server 2012 R2をインストール、Hyper-Vを動かしています。
動かし始めるとスペック不足を感じ、USB3.0関連デバイスが欲しいなと。
今回は、Windows Server 2012 R2で動作したUSB3.0関連デバイスをご紹介。

ExpressCard/34 USB 3.0増設カード


ThinkPad T420に搭載されている全てのUSBポートはUSB 2.0です。
そのため、USB 3.0の速度は当然出ません。
そこで、ExpressCard/34のUSB3.0 増設カード「Buffalo IFC-EC2U3/UC2」を購入してみました。
2012年発売のカードを購入してしまいましたが、Windows Server 2012 R2でも無事認識・動作します。
安定動作させるためには、2つの注意点があります。
  1. Windows ServerのInbox ドライバーを使う
    付属のドライバーはWindows XP~7を対象としていますが、本製品はWindows 8に対応しています。
    Windows 8に関する説明書きがないため設定で右往左往しましたが、最終的にはInbox ドライバーを使う事で安定動作しました。
    Inbox ドライバーを適用すると、[Renesas USB 3.0 eXtensible Host Controller - 0100(Microsoft)]と[USB ルート ハブ(xHCI)]のデバイスが追加されます。
  2. USB給電ケーブルは必ずつける
    本製品に接続するデバイス数によってバスパワー給電が不足する場合があります。
    付属のUSB給電ケーブルを使う事で安定動作する事が出来るので、必ずUSB給電ケーブルを付ける事をオススメします。
最後に、このExpressCardは簡単に抜けます
ストッパーがないため、USBケーブルを引き抜くと同時にExpressCardも一緒に抜ける事がしばしばあります。
USBケーブルを抜く場合は、気を付けたいところです。



USB 3.0 有線LANアダプター


Hyper-Vの管理用ネットワーク アダプターが必要となったため、USB3.0 Gigabit 有線LANアダプター「Buffalo LUA4-U3-AGT」を購入しました。
ドライバーはASIX社「AX88179」のWebページからダウンロードでき、「Windows 8.1/8.0 64-bit Driver(Version:V1.16.11.0)」を使用する事でWindows Server 2012 R2で認識・動作します。

1,600円前後の製品なため、あまり期待しないで「Lan Speed Test」を使った速度計測を行いました。
計測環境は下記の通りです。
  • Source
    • OS:Windows 10 Technical Preview Build 9926
    • NIC:Realtek PCIe Gigabit Ethernet
  • Destination
  • テスト
    • 500MBのデータを共有フォルダー(SSD上)に書き込み・読み取る
    • テストは10回行う
読み取り・書き込みともに平均500Mbps超という結果が得られました。
手軽にLANアダプターを増設できる利便性、読み書きともに500Mbps超の性能、1,600円前後の低価格を加味すると、製品として非常に優れています。



見落としがちな「電源プラン」設定に注意

Windows Serverを安定稼働させるための設定の一つに「電源プラン」があります。
CTC 教育サービスさんのコラム記事
第13回 仮想マシンの性能に影響するWindowsの電源プラン (小塚大介) - CTC教育サービス
では、電源プランの設定によってパフォーマンスがどう違うのかが分かりやすい説明されています。
これ以外に見落としがちな設定として「USB セレクティブサスペンドの設定」があります。
既定では[有効]になっており、USBデバイスが自動的に切断し消費電力の低減に寄与しますが、問題もあります。
MVP Community Camp 2015の開催前夜から自宅のHyper-V ホストにRDP接続できない問題が発生しました。
原因は本機能が有効になっていたため、USB3.0 有線LANアダプターが切断されていました。
この問題を解決するには、[USB のセレクティブ サスペンドの設定]設定を無効にします。
  1. [Win]+[X]を押し、[ファイルを指定して実行]を選択
  2. [powercfg.cpl]と入力し実行
  3. 現在の電源プラン右の[プラン設定の変更]をクリック
  4. [詳細な電源設定の変更(C)]をクリック
  5. [USB 設定]→[USB のセレクティブ サスペンドの設定]を選択
  6. [バッテリ駆動]及び[電源に接続]を[無効]に変更
  7. [適用]ボタンをクリック

余談:USB セレクティブ サスペンド
msdn オペレーティングシステム開発統括部のブログ記事
USB のセレクティブ サスペンドについて - オペレーティングシステム開発統括部
においてUSB3.0のセレクティブ サスペンドについて説明されています。
動作ロジックも説明されているので、気になる方は記事を読んでみてはどうでしょうか。

2月12日以降、Surface 2のPowerPoint 2013 RTが起動しない場合の対処法

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Surface 2のPowerPoint 2013 RTを起動するとエラー メッセージが表示される件、既に各所から報告されています。
私のSurface 2 PowerPoint 2013 RTも漏れる事無く同現象になり、起動できなくなりました。
今回は、2015年2月12日のWindows Update後、PowerPoint 2013 RTが起動しない場合の対処法をメモ。

現象

Surface 2のPowerPoint 2013 RTを起動すると「POWERPNT.EXE - Bad Image」と書かれたエラー メッセージが表示されました。
POWERPNT.EXE - Bad Image
C:\Program Files\Microsoft Office\Office15\1033\PPINTL.DLL is either not designed to run on Windows or it contains an error. Try installing the program again using the original installation media or contact your system administrator of the software vender for support Error status 0xc0000428.
image
POWERPOINT.EXEを直接起動しようとすると「Safe Modeで起動するか?」と聞かれ[Yes]ボタンを押すもエラー メッセージが表示され起動できません。
image

対処法

原因は、KB2920732によるもの(今日現在、この更新プログラムは利用できません)
February 10, 2015 update for PowerPoint 2013 (KB2920732)
どうしてもSuface 2のPowerPoint 2013 RTが使いたい!使えないと困る!という方は、KB2751424に書かれている通り「OSをリフレッシュ」する事で使えるようになります。
Repair Office Home and Student 2013 RT
OSのリフレッシュはユーザー データ※に影響を与えませんが、完了後に再度Windows Updateを行う必要がありますのでご注意ください。
※ドキュメント/ピクチャ フォルダーのデータやインストール済みのアプリ

「どうしても」OSをリフレッシュする場合は下記手順を行います。
(私は英語版OSを使っているため、ボタンなどは英語表記となります)
  1. ACアダプタの充電端子をSurface 2に取付る
  2. [チャーム]を表示→[Settings]→[Change PC settings]→[Update and recovery]→[Recovery]をタップ
  3. [Refresh your PC without affecting your files]の[Get started]をタップ
  4. [Next]ボタンをタップ
  5. [Refresh]ボタンをタップ
  6. リフレッシュが完了するまで待つ
  7. リフレッシュ完了後、[Windows Update]を実行
image
2015年2月13日現在、OSをリフレッシュし全更新プログラムを当てた状態であればPowerPoint 2013 RTは問題なく起動できます。

参考サイト

無料版 #OneNote 2013は全機能が使えそうです~機能制限が撤廃

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2015年2月13日、Office Blogsにて「無料版OneNote 2013の機能制限をなくし全機能が利用できる」とのアナウンスを見つけたのでご紹介。
OneNote 2013は毎日利用しているだけあって、非常にうれしい情報です!
OneNote is now (even more) free!

下記はOffice Blogsの文面を引用させていただきました。
Today we're happy to share that we're adding even more to the free edition. We're removing all feature restrictions from OneNote 2013. Starting today you'll be able to access the full power of OneNote on your PC, including these features previously reserved for paid editions:
  • Password protected sections—Add a password to protect sensitive information.
  • Page history—Easily see or go back to prior versions of a page.
  • Audio and video recording—Take notes while recording, and easily jump to the relevant section later.
  • Audio search—Search for a word in a voice or video recording.
  • Embedded files—Insert Office documents or other files directly in your notebook.
毎日得る情報はPocketとOneNote 2013に保存しており、私には必須なアプリケーション。
Microsoft の素晴らしい対応に感謝感謝!!

OneNoteのダウンロード

OneNote 2013 を PC に無料でダウンロード
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