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Channel: 元「なんでもエンジニ屋」のダメ日記
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PowerPoint 2013 マウスの右ボタンでスライドを戻したい

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マウスを使ってPowerPoint 2013のスライドを一つ前に戻す方法をメモ。
既出の情報ですが、私用の備忘録として書きました。
登壇前にスライドが戻る事を確認する、これは今後心がけたいですね。

背景

先日仙台で開催された「第一回 サトヤ勉強会 #satoya」に参加、30分ほどお話をさせていただきました。
固定マイクではなく、会場の「ピンマイク」を使い、スライドの操作はシアトルで購入してきた「Microsoft Wedge Touch Mouse」を使いました。
この組み合わせは、体を自由に移動させる事が出来、また身振り手振りが可能。個人的に非常に話しやすかったです。
しかし、問題が一つ。
Microsoft Wedge Touch Mouse」を使ってPowerPointのスライドを戻す際、マウスの右ボタンを押すとコンテキストメニューが表示される=スライドを戻す時間がかかる問題です。
話の流れを止めてしまうため、参加されている方々の集中力を途切れさせう事に。。。
※アクシデントとしてとらえてもらえれば笑いが起きるでしょうが
その問題を解決し少しでもよいセッションにするため、この記事を書いた次第です。

マウスの右クリックしスライドを戻す方法

マウスを右クリックしスライドを戻す方法は、いつもお世話になっている伊藤さんのブログ「インストラクターのネタ帳」で丁寧に説明されていました。
  1. BackStage ビューを開く
    image
  2. リスト ペインの[オプション]をクリック
    image
  3. [詳細設定]→[スライドショー]を探す
  4. [マウスの右ボタンでメニューを表示する(E)]のチェックを外す
    image
  5. マウスの右ボタンをクリックし、スライドが戻るかをテストする

余談:プレゼンの神が薦めていたガジェット
PowerPointを使ったプレゼンの神曰く「サンワ サプライのワイヤレス エア マウス(400-MA060)」がすごく良いとおっしゃってました。
7000円以上するお高いマウスですが、使い勝手が良いのでしょうか。

半額!ESET ファミリー セキュリティ 2014 3年版 が3,672円で購入できます

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ESET ファミリー セキュリティ
Windows・Mac・Androidの各ディバイスにインストール可能なESET ファミリー セキュリティ 2014 3年版(5台利用)半額の3,672円で購入出来ます。
11月30日までの期間限定です。
以前半額で購入した時と同じスタイルで、6~7,000円で販売されている製品ですからお買い得です。

ESET ファミリー セキュリティ 2014

  • 個人向けセキュリティ アプリケーション
  • インストール可能なOSは3種類
  1. Windows
    XP - 8.1
  2. Mac
    OS X v10.6(Snow Leopard) - 10.10(Yosemite)
  3. Android
    v2.2 - 4.4
  • 利用期間は3年間
  • インストール台数は最大5台
  • ライセンス有効期間内はメジャー・アップデートに対応
  • サポート対象外のOSになりますが、Windows 10 Technical Preview Build 9879にインストール出来ました。
    また、今のところ問題なく動作しています。

    購入先

    購入は、Vectorの特設リンクからになります。
    見つけた人だけ!【超特価】ESET ファミリー セキュリティ

    Word & Excel 2013 起動後のOffice スタート画面を表示させない方法

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    Word 2013、及びExcel 2013 を起動すると最初に「スタート画面」が表示されます。
    Office 2000や2003 を使っているユーザーさん曰く「最初に何をしたらいいのか分からない」そうです。
    今回は、Word 2013、及びExcel 2013のOffice スタート画面を表示させない方法をメモ。
    方法は2種類あり、設定画面から設定する方法とレジストリから設定する方法になります。

    2014.12.19 レジストリのキーに誤りがありましたので修正しました
    2014.12.26 「スタート画面」の文字を「Office スタート画面」に変更しました

    Office スタート画面とは?

    (標準状態の)Word 2013、Excel 2013 を起動すると最初に「Office スタート画面」が表示されます。
    各種テンプレートが用意されており、個人的には便利だと思っています。

    今回ご紹介する内容は、Word 2013、Excel 2013 を起動すると最初から「空白の文書」及び「空白のブック」が表示されるようになります。
    以前のバージョンを使い続けている方としては、これが一番安心するようです。

    設定画面から設定する

    WordとExcel、ともに設定手順は同じです。
    1. 画面左上の[ファイル]をクリック、BackStage ビューを開く
    2. [オプション]をクリック
    3. [基本設定]→[起動時の設定]にある「このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する(H)」のチェックを外す
    4. アプリケーションを再起動する(OSの再起動ではありません)

    [Word] レジストリから設定する

    WordとExcelでは変更する箇所が異なります。
    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    1. [Win]+[R]を押し、「regedit」を入力し実行
    2. HKEY_LOCAL_MACHNE\Software\Microsoft\Office\15.0\Word\Optionsへ移動
    3. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Word\Optionsへ移動
    4. 下記内容を新規作成
    • 値の名前:DisableBootToOfficeStart 
    • 型:DWORD
    • 値の内容:1

    [Excel] レジストリから設定する

    WordとExcelでは変更する箇所が異なります。
    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    1. [Win]+[R]を押し、「regedit」を入力し実行
    2. HKEY_LOCAL_MACHNE\Software\Microsoft\Office\15.0\Excel\Optionsへ移動
    3. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Excel\Optionsへ移動
    4. 下記内容を新規作成
    • 値の名前:DisableBootToOfficeStart 
    • 型:DWORD
    • 値の内容:1

    PowerShell を使って設定する

    Excelの場合は下記のようになります。
    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    New-ItemProperty -Path HKLM:\hive_user\Software\Microsoft\Office\15.0\Excel\Options -Name DisableBootToOfficeStart -Value 1 -PropertyType dword
    New-ItemProperty -Path HKCU:\Software\Microsoft\Office\15.0\Excel\Options -Name DisableBootToOfficeStart -Value 1 -PropertyType dword

    Lenovo ThinkPad USB トラックポイント キーボードの最新ドライバ ver1.08を試してみた

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    [CameraZOOM-20111222174751388%255B2%255D.jpg]
    ThinkPad製品を使い始めて1年ほど経ちましたが、トラックポイント以外受け付けない体になってしまいました!
    Lenovoのサイトを覗いていたところ、2012/10/22にUSBトラックポイントキーボードのドライバver1.08がリリースされていましたので導入してみました。
    リリースノートと導入時の注意点をメモしておきます。

    リリースノート

    User Interface Version: 1.08
    Driver Version: 1.0.0.0
    =============================
    - (add) Reboot Win8 system after the driver installed completely, so that
    ThinkPad hotkey utilities will take effect for our new added registry values.
    - (add) Fn+F6 launches lenovo-metro-settings on Win8.
    - (change) check the system registry for application every time when the blue button pressed.
    On Win8:
    HKLM\Software\Lenovo\ShortcutKey\AppLaunch\Ex_17\Desktop
    On Win7:
    first 。ーHKLM\SOFTWARE\IBM\TPHOTKEY\8001。ア
    second place 。ーSoftware\\Lenovo\\TPHOTKEY\\CLASS\\01\\18。ア
    if all above fail, then launch SystemInfo.
    - (add) add Win8 certificate.

    ドライバ適用時の注意点

    最新ドライバを適用する環境は下記の通り。
    • Windows7 Pro 64bit SP1
    • USBトラックポイント Ver1.07

    上記環境にインストールしようとするとアップグレードが開始されますが下記エラーが表示されました。



    変換するときにエラーが発生しました。
    指定された変換のパスが有効であることを確認してください。

    何度かトライしてみましたが、改善する感じが全くしません。
    しょうがないので、ver1.07のドライバを一度アンインストールして対応しました。

    ダウンロード先

    http://support.lenovo.com/jp/ja/documents/pd005137

    最新ドライバを導入してみましたが、正直ver1.07との違いが分かりません
    リリースノートを見てお分かりの通り、Windows8に最適化したバージョンなんでしょう。
    Windows7+ThinkPad USBトラックポイントキーボードをお使いの方はver1.07のままでいいと思います。

    Word & Excel 2013 「Officeにサインイン」を消す方法

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    Word 2013、及びExcel 2013 は、「Officeにサインイン」する事でOneDrive上のデータにアクセスできます。便利ですよね!
    小さい会社だと、社員が個人アカウントで勝手にサインインし資料をOneDrive上に保存するシナリオが考えられ、時としてこれが問題になり得ます。
    ※企業側がOneDrive for Businessなどを用意してあげれば良いのですが・・・
    今回は、Word 2013、及びExcel 2013 にある「Officeにサインイン」を消す方法をメモ。

    「Office にサインイン」とは?

    画面右上の「サインイン」、及びBackStage ビューの[アカウント]にある「Office にサインイン」をクリックし、Microsoft アカウントでサインインするとOneDrive上のファイルにアクセス出来るようになります。



    これから説明する方法を行うと、上記画像にある各ボタン(及び文言)が消えます。


    レジストリから設定する

    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    1. [Win]+[R]を押し、「regedit」を入力し実行
    2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Commonへ移動
    3. キーを新規作成
    • キー名:SignIn
  • DWORD値を新規作成
    • 値の名前:SignInOptions 
    • 型:DWORD
    • 値の内容:3
    ※Technet及び初心者備忘録さんの記事を参考にしました。

    PowerShell を使って設定する

    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    キーを作成
    New-Item -Path HKCU:\Software\Microsoft\Office\15.0\Common -Name SignIn -ItemType Directory
    DWORD値を作成
    New-ItemProperty -Path HKCU:\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\SignIn -Name SignInOptions -Value 3 -PropertyType dword

    関連記事

    Word & Excel 2013 保存先からOneDriveを消す方法

    Word & Excel 2013 保存先からOneDriveを消す方法

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    Word 2013、及びExcel 2013 はOneDrive(旧SkyDrive)へ直接保存できる機能が実装されています。
    小さい会社だと、社員が個人アカウントで勝手にサインインし資料をOneDrive上に保存するシナリオが考えられ、時としてこれが問題になり得ます。
    ※企業側がOneDrive for Businessなどを用意してあげれば良いのですが・・・
    今回は、Word 2013、及びExcel 2013の保存先からOneDriveを消す方法をメモ。
    方法は2種類あり、設定画面から設定する方法とレジストリから設定する方法になります。

    保存先にあるOneDriveとは?

    BackStage ビューの[上書き保存]や[名前を付けて保存する]を選択すると、[OneDrive - 個人用]という保存先が表示されています。

    これから説明する方法を行うと、保存先から[OneDrive - 個人用]が消えます。

    設定画面から設定する

    Word、及びExcel ともに同じ設定手順になります。
    1. 画面左上の[ファイル]をクリック、BackStage ビューを開く
    2. [オプション]をクリック
    3. [保存]→[ブックの保存]にある「サインインが必要な場合でも、その他の場所を表示する(S)」のチェックを外す

    レジストリから設定する

    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    1. [Win]+[R]を押し、「regedit」を入力し実行
    2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Generalへ移動
    3. DWORD値を新規作成
    • 値の名前:SkyDriveSignInOption
    • 型:DWORD
    • 値の内容:0

    PowerShell を使って設定する

    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    New-ItemProperty -Path HKCU:\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\General -Name SkyDriveSignInOption -Value 0

    注意点

    設定確認中に注意すべき点と、上記設定では不完全である事が分かりました。
    1. <注意> 設定は、Office 2013全体で共有している
      ※設定するとPowerPointやPublisherなども保存先からOneDriveが消える
    2. <不完全> ユーザーが設定変更できてしまう
      ※チェックボックスをオンにするだけ
    3. <不完全> Office にサインインするとOneDriveに保存できてしまう
      ※[サインイン]ボタンからMicrosoft アカウントを入力するだけ
    ユーザーに対しOneDriveを使わせない方針であれば、下記設定が必要になります。
    設定される場合は、併せてお読みください。
    Word & Excel 2013 「Officeにサインイン」を消す方法

    アプリケーションを実行するとエラー「サイド バイ サイド構成が正しくない」が出た場合の対処法~SxsTraceの使い方

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    私はいつもLenovo TrackPoint キーボードを使っているため、ほぼマウスやトラックパッドを使いません。
    新型TrackPoint キーボードはPowerShellやVisual Studioを使うと縦スクロールが出来ない問題があるため、その時だけマウスを使っています。
    今回Logicool製マウスをWindows 8.1のパソコンに接続、Logicool SetPointをインストールし、アプリ メニューから実行ファイルを起動すると全く反応がない問題に直面しました。
    実行ファイル「SecPoint.exe」を直接起動すると「サイド バイ サイド構成が正しくない~」のエラー メッセージが表示されました。
    今回は、アプリケーションを実行するとエラー「サイド バイ サイド構成が正しくない」が出た場合の対処法をメモ。
    2014.12.23 VC++の正しいDLLをインストールする必要性について知人から教えて頂いたので、記事を修正・加筆しました

    エラー内容

    このアプリケーションのサイド バイ サイド構成が正しくないか、アプリケーションを開始できませんでした。
    詳細については、アプリケーションのイベント ログを参照するか、コマンド ライン ツール sxstrace.exe を使用してください。
    image

    イベント ログを確認する

    エラー メッセージに従い、イベント ログを確認。
    "C:\Program Files\Logicool\SetPointP\SetPoint.exe"のアクティブ化コンテキストの生成に失敗しました。 従属アセンブリ Microsoft.VC90.MFC,processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.21022.8"が見つかりませんでした。 詳細な診断を行うには sxstrace.exe を実行してください。
    よく分かりませんが、 従属アセンブリ(Dependent assembly)というものが見つからないようです。
    image
    <runtime>の<assemblyBinding>要素を読むと
    アセンブリのバインディング ポリシーとアセンブリの場所をカプセル化します。 各アセンブリに の 1 種類のタグを使用します。
    と書かれています。
    また、このページはランタイムに関する内容のようです。
    ※エラーの原因は、ランタイムが不足しているためでしょうか。

    SxsTrace.exeを使う場合

    次に、SxsTraceという初めて聞くコマンドを使ってみます。
    1. 管理者権限でコマンド プロンプトを起動する
    2. SxsTrace.exeをTrace オプション付で実行、実行状態のままにしておく
      >SxsTrace Trace -logfile:d:\trace.etl
      image
    3. 問題のアプリケーションを実行し、エラー メッセージを表示させる
      image
    4. 2のウィンドウに戻り、Enter キーを押す
    5. SxsTrace.exeをParse オプション付で実行する
      >SxsTrace Parse -logfile:d:\trace.etl -outfile:d:\trace.txt
      image
    6. 解析したテキスト ファイルをテキスト エディタで開く
    実際にチェックした結果は下記のようになりました。
    結果最後のエラー内容がイベント ログと同じですね。
    =================
    アクティブ化コンテキストの生成を開始します。
    入力パラメーター:
    Flags = 0
    ProcessorArchitecture = AMD64
    CultureFallBacks = ja-JP;ja;en-US;en
    ManifestPath = C:\Program Files\Logicool\SetPointP\SetPoint.exe
    AssemblyDirectory = C:\Program Files\Logicool\SetPointP\
    Application Config File =
    -----------------
    情報: マニフェスト ファイル C:\Program Files\Logicool\SetPointP\SetPoint.exe を解析しています。
    情報: マニフェスト定義 ID は (null) です。
    情報: 参照: Microsoft.VC90.CRT,processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.21022.8"
    情報: 参照: Microsoft.VC90.MFC,processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.21022.8"
    情報: 参照: Microsoft.Windows.Common-Controls,language="*",processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="6595b64144ccf1df",type="win32",version="6.0.0.0"
    情報: 参照 Microsoft.VC90.CRT,processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.21022.8"を解決しています。
    情報: ProcessorArchitecture amd64 の参照を解決しています。
    情報: カルチャ Neutral の参照を解決しています。
    情報: バインド ポリシーを適用しています。
    情報: 発行者ポリシーを C:\WINDOWS\WinSxS\manifests\amd64_policy.9.0.microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_9.0.30729.8387_none_acd5043fe1d73003.manifest で見つけます。
    情報: 発行者ポリシーによってアセンブリ バージョンがリダイレクトされました。
    情報: 投稿ポリシー アセンブリ ID は Microsoft.VC90.CRT,processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.30729.8387"です。
    情報: アセンブリ調査の開始。
    情報: マニフェストを C:\WINDOWS\WinSxS\manifests\amd64_microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_9.0.30729.8387_none_08e793bfa83a89b5.manifest で調査しようとしました。
    情報: マニフェストが C:\WINDOWS\WinSxS\manifests\amd64_microsoft.vc90.crt_1fc8b3b9a1e18e3b_9.0.30729.8387_none_08e793bfa83a89b5.manifest で見つかりました。
    情報: アセンブリ調査の終了。
    情報: 参照 Microsoft.VC90.CRT.mui,language="*",processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.30729.8387"を解決しています。
    情報: ProcessorArchitecture amd64 の参照を解決しています。
    情報: カルチャ ja-JP の参照を解決しています。
    情報: バインド ポリシーを適用しています。
    情報: 発行者ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: リダイレクトされたバインド ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の開始。
    情報: WinSxS でアセンブリが見つかりませんでした。
    情報: マニフェストを C:\WINDOWS\assembly\GAC_64\Microsoft.VC90.CRT.mui\9.0.30729.8387_ja-JP_1fc8b3b9a1e18e3b\Microsoft.VC90.CRT.mui.DLL で調査しようとしました。
    情報: カルチャ ja-JP のマニフェストが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の終了。
    情報: カルチャ ja の参照を解決しています。
    情報: バインド ポリシーを適用しています。
    情報: 発行者ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: リダイレクトされたバインド ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の開始。
    情報: WinSxS でアセンブリが見つかりませんでした。
    情報: マニフェストを C:\WINDOWS\assembly\GAC_64\Microsoft.VC90.CRT.mui\9.0.30729.8387_ja_1fc8b3b9a1e18e3b\Microsoft.VC90.CRT.mui.DLL で調査しようとしました。
    情報: カルチャ ja のマニフェストが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の終了。
    情報: カルチャ en-US の参照を解決しています。
    情報: バインド ポリシーを適用しています。
    情報: 発行者ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: リダイレクトされたバインド ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の開始。
    情報: WinSxS でアセンブリが見つかりませんでした。
    情報: マニフェストを C:\WINDOWS\assembly\GAC_64\Microsoft.VC90.CRT.mui\9.0.30729.8387_en-US_1fc8b3b9a1e18e3b\Microsoft.VC90.CRT.mui.DLL で調査しようとしました。
    情報: カルチャ en-US のマニフェストが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の終了。
    情報: カルチャ en の参照を解決しています。
    情報: バインド ポリシーを適用しています。
    情報: 発行者ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: リダイレクトされたバインド ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の開始。
    情報: WinSxS でアセンブリが見つかりませんでした。
    情報: マニフェストを C:\WINDOWS\assembly\GAC_64\Microsoft.VC90.CRT.mui\9.0.30729.8387_en_1fc8b3b9a1e18e3b\Microsoft.VC90.CRT.mui.DLL で調査しようとしました。
    情報: カルチャ en のマニフェストが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の終了。情報: 参照 Microsoft.VC90.MFC,processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.21022.8"を解決しています。
    情報: ProcessorArchitecture amd64 の参照を解決しています。
    情報: カルチャ Neutral の参照を解決しています。
    情報: バインド ポリシーを適用しています。
    情報: 発行者ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: リダイレクトされたバインド ポリシーが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の開始。
    情報: WinSxS でアセンブリが見つかりませんでした。
    情報: マニフェストを C:\WINDOWS\assembly\GAC_64\Microsoft.VC90.MFC\9.0.21022.8__1fc8b3b9a1e18e3b\Microsoft.VC90.MFC.DLL で調査しようとしました。
    情報: マニフェストを C:\Program Files\Logicool\SetPointP\Microsoft.VC90.MFC.DLL で調査しようとしました。
    情報: マニフェストを C:\Program Files\Logicool\SetPointP\Microsoft.VC90.MFC.MANIFEST で調査しようとしました。
    情報: マニフェストを C:\Program Files\Logicool\SetPointP\Microsoft.VC90.MFC\Microsoft.VC90.MFC.DLL で調査しようとしました。
    情報: マニフェストを C:\Program Files\Logicool\SetPointP\Microsoft.VC90.MFC\Microsoft.VC90.MFC.MANIFEST で調査しようとしました。
    情報: カルチャ Neutral のマニフェストが見つかりませんでした。
    情報: アセンブリ調査の終了。
    エラー: 参照 Microsoft.VC90.MFC,processorArchitecture="amd64",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",version="9.0.21022.8"を解決できません。
    エラー: アクティブ化コンテキストの生成に失敗しました。

    アクティブ化コンテキストの生成を終了します。

    対処法:Visual C++ 2008 再配布をインストールする

    イベント ログ、及びSxsTrace コマンドの結果より、
    • VC90.MFC.DLLが存在していない
    • DLLのプロセッサ アーキテクチャはamd64(x64)である
    • DLLのバージョンは、9.0.21022.8である
    事が原因と予想分かりました。
    上記情報をmsdn ブログ「Part 1: Troubleshooting VC++ Side by Side Problems」にある表に当てはめると
    Microsoft Visual C++ 2008 再配布可能パッケージ(x64)
    が必要になります。

    VC++9.0について調べると、VS2008かVS2008 SP1を使ってアプリケーションをビルドしているようなので、
    Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ
    をダウンロード、インストールすることで今回の問題を解決する事が出来ました。
    VC++ 2008 再配布可能パッケージをインストールする事で今回の問題は解決しました。
    インストール後にSxsTrace.exeを使用してみたところ、エラーになっていた箇所(画像左側)は解決されている情報になっていました。
    image

    サイド バイ サイド構成に関する問題が出た場合

    ソフトウェア開発の深い知識が要求されるようですが、本エラーが出た場合は
    • イベント ログ、又はSxsTraceを実行し情報を集める
      • 存在していないDLL名
      • プロセッサ アーキテクチャ
      • バージョン
    • もし、ランタイムが存在していないようであれば、情報からバージョンを読み取る
    • 情報に合致したバージョンのランタイムをダウンロードし、インストールする
    • Windows Updateを実行し、更新プログラム(セキュリティ 更新プログラムを含む)を確認する
    事を最低限度覚えておくとトラブルシューティングに役立つと思っています。

    参考にしたサイト

    Windows Server Essentials 「グループ ポリシーの実装」をPowerShellから行う~セキュリティ ポリシー

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    Windows Server 2012 R2 Essentials の「グループ ポリシーの実装」を設定する場合、いつもダッシュボードから行っていますがPowerShellから設定できるのか調べてみました。
    今回は、「グループ ポリシーの実装」設定にある「セキュリティ ポリシー」をPowerShellから行う方法をメモ

    2014.12.28 タイトルを変更しました。

    設定可能なグループ ポリシーの実装

    image
    • フォルダー リダイレクト
    • セキュリティ設定
      • Windows Update
      • Windows Defender
      • ネットワーク ファイアウォール

    Enable-SecurityPolicy コマンドレット

    このコマンドレットは、定義済みのグループ ポリシーのセキュリティ機能を有効にします。
    ダッシュボードから設定する場合、下記画面と同じ設定になります。
    image
    -AllPolicy パラメータ
    Windows Update、Windows Defender、およびネットワーク ファイアウォール の全ての定義済みグループ ポリシーを有効にします。
    -Policy パラメータ
    有効にしたいポリシーを個別に選択します。
    • WindowsUpdate
    • WindowsDefender
    • Firewall
    <サンプル>全てのポリシーを有効にする
    Enable-SecurityPolicy -AllPolicy
    <サンプル>一部のポリシーを有効にする
    Enable-SecurityPolicy -Policy WindowsUpdate,WindowsDefender

    PowerShell コマンドレットの実行前後

    Enable-SecurityPolicy コマンドレットを実行する前はグループ ポリシー オブジェクトのテンプレートが用意されているだけで、ポリシーや管理者用テンプレートは定義されていません。
    image
    Enable-SecurityPolicy コマンドレット(-AllPolicy パラメータ)を実行すると、下記画像のようにポリシーが定義されました。
    image

    全て、又は一部のセキュリティ ポリシーを無効にする

    有効にしたセキュリティ ポリシーを全て、又は一部を無効にしたい場合は、Disable-SecurityPolicy コマンドレットを実行します。
    <サンプル>全てのポリシーを無効する
    Disable-SecurityPolicy -AllPolicy
    <サンプル>一部のポリシーを有効にする
    全てのセキュリティ ポリシーのうち[Windows Defender]のみ無効にする場合は[WindowsDefender]のみを指定します。
    Disable-SecurityPolicy -Policy WindowsDefender

    参考にしたサイト


    Windows Server Essentials 「グループ ポリシーの実装」をPowerShellから行う~フォルダー リダイレクト

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    Windows Server 2012 R2 Essentials の「グループ ポリシーの実装」を設定する場合、いつもダッシュボードから行っていますがPowerShellから設定できるのか調べてみました。
    今回は、「グループ ポリシーの実装」設定にある「フォルダー リダイレクト」をPowerShellから行う方法をメモ
    2014.12.28 タイトルを変更しました。

    設定可能なグループ ポリシーの実装

    image_thumb
    • フォルダー リダイレクト
    • セキュリティ設定
      • Windows Update
      • Windows Defender
      • Firewall

    Enable-FolderRedirection コマンドレット

    このコマンドレットは、フォルダー リダイレクトのグループ ポリシー設定を有効にします。
    ダッシュボードから設定する場合、下記画面と同じ設定になります。
    image_thumb[1]
    -AllFolder パラメータ
    グループ ポリシー設定に全ての定義済みフォルダーをリダイレクトします。
    -Folder パラメータ
    リダイレクトするフォルダーを個別に選択します。
    • AppDataRoamingprivate
    • Contacts
    • Desktop
    • Documents
    • Downloads
    • Favorites
    • Links
    • Music
    • Pictures
    • SavedGames
    • Searches
    • StartMenu
    • Videos
    ※余談ですが、Misucは不可算名詞のため複数形ではありません。
    【英文法】複数形:複数にしてはいけない13の英単語 - Englishtownさんのブログ
    <サンプル>全てのフォルダーをリダイレクトする
    Enable-FolderRedirection -AllFolder
    <サンプル>一部のフォルダーをリダイレクトする
    Enable-FolderRedirection -Folder AppDataRoamingprivate, Desktop, Documents

    PowerShell コマンドレットの実行前後

    Enable-FolderRedirection コマンドレットを実行する前は、グループ ポリシー オブジェクトは用意されていません。
    image_thumb[8]
    コマンドレットを実行すると、グループ ポリシー オブジェクトが新規作成され、又GPOのリンクも作成されます。
    image

    全て、又は一部のフォルダ リダイレクトを無効にする

    有効にしたフォルダー リダイレクトを全て、又は一部を無効にしたい場合は、Disable-SecurityPolicy コマンドレットを実行します。
    <サンプル>全てのフォルダー リダイレクトを無効にする
    Disable-FolderRedirection -AllFolder
    <サンプル>一部のフォルダー リダイレクトを無効にする
    全てのセキュリティ ポリシーのうち、[検索]及び[保存されたゲーム]のみ無効にする場合は[Searches]及び[SavedGames]を指定します。
    Disable-FolderRedirection -Folder Searches,SavedGames

    参考にしたサイト

    Office 2013 2014年12月のWU更新後にマクロ有効 ファイルからエラーが出る場合の対処法

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    既出の情報ですが、ここ1週間でマクロが有効になっているExcelやWord ファイルの起動時にエラーが表示、サポートする事が多くなってきたので備忘録としてメモ。

    現象

    マクロが有効になったExcel 2013のブックを起動すると
    実行時エラー ‘32809’:
    アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラーです。
    のエラー メッセージが表示される
    2014-12-22_130921

    対処法

    発生当日の4時間ほどかけて調べるも原因が分からなかった件でしたが、山市さんのブログ「山市良のえぬなんとかわーるど」の記事
    2014 年 12 月の Office の更新後に VBA が使えなくなったら...
    で解決する事が出来ました。
    ありがたや、ありがたやm(_ _)m
    対処法は下記ファイルを削除、又はリネームします。
    C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Temp\xxxx\MSForms.exd
    2014-12-22_131204
    フォルダー名「xxxx」はOffice製品によって異り、私の環境ではExcelとWordの2種類が確認できました。
    • Excelの場合
      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Temp\Excel8.0\MSForms.exd
      image
    • Word → Word8.0
      C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Temp\Word8.0\MSForms.exd
      image
    ※スクリーンショットを取得したパソコンの環境は特殊なため、MSForms.exdが存在するフォルダー パスは他の方と異なります。
    Microsoft サポートを見ると、上記以外にPowerPointやVbeもあるようです。
    コントロールを挿入すると EXD ファイルが作成されます。 - Microsoft サポート
    .exd ファイルとは?についても書かれていますので、ご興味がある方は是非読んでみてください。

    PowerShell ネットワークのカテゴリを変更する~PublicからPrivateへ

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    Windows Server 2012 R2へリモート デスクトップ接続を試みるも接続できない。また、Pingの応答も返ってこない・・・
    Windows Serverの「ネットワークと共有センター」の「アクティブなネットワークの表示」を確認すると「識別されていないネットワーク」また、「パブリック ネットワーク」になっていました。
    Firewallのポリシー通りの動きになっています!ある意味、安心しました。
    今回は、PowerShellを使ってネットワークのカテゴリをパブリック ネットワークからプライベート ネットワークへ変更する方法をメモ。

    ネットワークのカテゴリとは?

    「ネットワークと共有センター」を開き、「アクティブなネットワークの表示」欄にある
    • プライベート ネットワーク
    • パブリック ネットワーク
    • ドメイン ネットワーク
    と書かれている部分が「ネットワークのカテゴリ」です。
    2014-12-22_224807
    「アダプターの設定の変更」の一覧を「詳細」にすると良く分かります。
    image

    手順

    ネットワークのカテゴリを変更する場合、GUIで設定するよりもPowerShellを使った方が非常に楽です PowerShell Set-NetConnectionProfile コマンドレットを実行する事で変更できます。
    手順は下記の通り。
    1. PowerShellを管理者権限で起動
    2. Get-NetConnectionProfile コマンドレットを実行、Name パラメータの値を確認
      image
    3. Set-NetConnectionProfile コマンドレットを実行し、ネットワーク カテゴリをPrivateへ変更
      >Get-NetConnectionProfile -Name "識別されていないネットワーク" | Set-NetConnectionProfile -NetworkCategory private
    4. Get-NetConnectionProfile コマンドレットをもう一度実行し、NetworkCategory パラメータの値がPrivateに変更されているか確認
      image

    Windows 8.xでも実行できます

    Technet ライブラリ「Get-NetConnectionProfile」及び「Set-NetConnectionProfile」を確認、Windows 8/Windows Server 2012からこのコマンドレットは利用できます。
    GUIから設定よりもPowerShellを使った方が簡単ですね。
    余談:Network Location Awarenessの仕組み
    今回の環境はDefault Gatewayを設定していないため、ネットワーク カテゴリは「パブリック ネットワーク」になりました。
    image
    そのため、Windows ファイアウォールの「ゲストまたはパブリック ネットワーク」に接続され、リモート デスクトップ接続やPingの応答がなかった訳です。
    Technet ライブラリを調べると「Network Location Awareness」という仕組みなんですね。
    仕組みが説明されているので、非常に勉強になりました!
    Network Location Awareness - Technet ライブラリ

    Windows Server Essentials パスワード ポリシーをPowerShellから確認する~Get-WssPasswordPolicy

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    以前投稿した記事「Windows Server 2012 R2 Essentials パスワードの使い回しは(基本)無理なのね!~パスワード ポリシー」を調べる場合、グループ ポリシーの管理画面から確認しましたがPowerShellから簡単に確認出来る事が分かったのでメモ。
    2014.12.28 タイトルを変更しました。

    Get-WssPasswordPolicy コマンドレット

    このコマンドレットは、サーバーに設定されている現在のパスワード ポリシーを確認します。
    実行結果は、下記画像の③に示すグループ ポリシーの[アカウント ポリシー/パスワードのポリシー]とほぼ同じでした。
    [image%255B3%255D.png]

    実行結果

    >Get-WssPasswordPolicy
    MinPasswordLength : 7
    PasswordHistoryLength : 24
    MaxPasswordAge : 180
    MinPasswordAge : 0
    NeedComplexPassword : True
    CurrentSetting : Microsoft.WindowsServerSolutions.Identity.PasswordPolicySetting
    • MinPasswordLength
      パスワードの長さ
    • PasswordHistoryLength
      パスワードの履歴
    • MaxPasswordAge
      パスワードの有効期間
    • MinPasswordAge
      パスワードの変更禁止期間
    • NeedComplexPassword
      パスワードの複雑さ

    Windows Server Essentials 「パスワード ポリシーの設定」を変更→Get-WssPasswordPolicyの実行結果はどうなる?

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    Windows Server 2012 R2 Essentialsのダッシュボードでは、「パスワード ポリシーの設定」機能があります。
    画面からスライダーを調整しパスワードの長さを変更する、パスワードの有効期間を無制限にする、などが可能です。
    今回は、「パスワード ポリシーの設定」画面から変更を行うとGet-WssPasswordPolicy コマンドレットの実行結果がどう変化するか確認した結果をメモ。
    2014.12.28 タイトルを変更しました。

    「パスワード ポリシーの設定」とは?

    ダッシュボードの[ユーザー]タブ右側にある[ユーザー タスク]に「パスワード ポリシーの設定」リンクがあります。
    image
    このリンクをクリックすると「パスワード ポリシーの設定」画面が表示され、
    • パスワード ポリシーの変更(スライダー)
      • とても強い
        • 長さは7文字以上
        • 大文字、小文字、数字、記号のうち、少なくとも3種類を組み合わせる
      • 強い
        • 長さは5文字以上
        • 大文字、小文字、数字、記号のうち、少なくとも3種類を組み合わせる
      • 普通
        • 長さは5文字以上
      • 弱い
        • 空白以外のパスワードを入力
    • 有効期間の無制限(チェックボックス)
      • 無制限にする
      • 無制限にしない
    の設定ができます。

    Get-WssPasswordPolicy コマンドレットとは?

    サーバーに設定されている現在のパスワード ポリシーを確認するPowerShell コマンドレットです。
    ※Windows Server Essentials専用PowerShell コマンドレットです。
    詳しくは、下記リンクをご覧ください。
    Windows Server 2012 R2 Essentials パスワード ポリシーをPowerShellから確認する~Get-WssPasswordPolicy

    各種設定を確認→Get-WssPasswordPolicy の実行結果

    「パスワード ポリシーの設定」画面から設定変更を行った後にGet-WssPasswordPolicy コマンドレットを実行するとどのような結果になるかは下記の通りです。
    <既定>パスワード ポリシーを「とても強い」にする
    既定の設定値は、[とても強い]になっています。
    image
    MinPasswordLength     : 7
    PasswordHistoryLength : 24
    MaxPasswordAge : 180
    MinPasswordAge : 0
    NeedComplexPassword : True
    CurrentSetting : Microsoft.WindowsServerSolutions.Identity.PasswordPolicySetting
    パスワード ポリシーを「強い」にする
    スライダーを[強い]に変更、[ポリシーの変更(C)]ボタンをクリックします。
    Get-WssPasswordPolicy コマンドレットを実行すると[MinPasswordLength]値が 5になります。
    image
    MinPasswordLength     : 5
    PasswordHistoryLength : 24
    MaxPasswordAge : 180
    MinPasswordAge : 0
    NeedComplexPassword : True
    CurrentSetting : Microsoft.WindowsServerSolutions.Identity.PasswordPolicySetting
    パスワード ポリシーを「普通」にする
    スライダーを[普通]に変更、[ポリシーの変更(C)]ボタンをクリックします。
    Get-WssPasswordPolicy コマンドレットを実行すると[MinPasswordLength]値が 5 になります。
    また、[NeedComplexPassword]値は False になります。
    image
    MinPasswordLength     : 5
    PasswordHistoryLength : 24
    MaxPasswordAge : 180
    MinPasswordAge : 0
    NeedComplexPassword : False
    CurrentSetting : Microsoft.WindowsServerSolutions.Identity.PasswordPolicySetting
    パスワード ポリシーを「弱い」にする
    スライダーを[弱い]に変更、[ポリシーの変更(C)]ボタンをクリックします。
    Get-WssPasswordPolicy コマンドレットを実行すると[MinPasswordLength]値が1 になります。
    また、[NeedComplexPassword]値は False になります。
    image
    MinPasswordLength     : 1
    PasswordHistoryLength : 24
    MaxPasswordAge : 180
    MinPasswordAge : 0
    NeedComplexPassword : False
    CurrentSetting : Microsoft.WindowsServerSolutions.Identity.PasswordPolicySetting
    パスワードを無制限にする
    [パスワードを無制限にする]にチェックを入れます。
    Get-WssPasswordPolicy コマンドレットを実行すると[MaxPasswordAge]値が 0になります。
    image
    MinPasswordLength     : 7
    PasswordHistoryLength : 24
    MaxPasswordAge : 0
    MinPasswordAge : 0
    NeedComplexPassword : True
    CurrentSetting : Microsoft.WindowsServerSolutions.Identity.PasswordPolicySetting

    Windows Server Essentials パスワード ポリシーをPowerShellから設定する~Set-WssPasswordPolicy

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    前回投稿した記事は、Windows Server 2012 R2 Essentials に設定されているパスワード ポリシーを確認するPowerShell コマンドレットでした。
    今回は、対となる設定するPowerShell コマンドレット「Set-WssPasswordPolicy」についてメモ。
    2014.12.28 タイトルを変更しました。

    「パスワード ポリシーの設定」とは?

    ダッシュボードの[ユーザー]タブ右側にある[ユーザー タスク]に「パスワード ポリシーの設定」リンクがあります。
    image
    このリンクをクリックすると「パスワード ポリシーの設定」画面が表示され、
    • パスワード ポリシーの変更(スライダー)
      • とても強い
        • 長さは7文字以上
        • 大文字、小文字、数字、記号のうち、少なくとも3種類を組み合わせる
      • 強い
        • 長さは5文字以上
        • 大文字、小文字、数字、記号のうち、少なくとも3種類を組み合わせる
      • 普通
        • 長さは5文字以上
      • 弱い
        • 空白以外のパスワードを入力
    • 有効期間の無制限(チェックボックス)
      • 無制限にする
      • 無制限にしない
    の設定ができます。

    Set-WssPasswordPolicy コマンドレット

    Set-WssPasswordPolicyコマンドレットは、サーバーに設定されている現在のパスワード ポリシーを変更します。
    PowerShell Moduleは、Windows Server Essentials専用となるWssCmdlets です。
    変更できる内容は、ダッシュボードから設定する内容と同じです。
    image
    -Strength パラメータ
    GUIの設定でいう「ユーザー アカウントのパスワード ポリシー」の設定に当たります。
    パラメーター値は下記に示す4個です。
    • Strong
      • 長さは7文字以上
      • 大文字、小文字、数字、記号のうち、少なくとも3種類を組み合わせる
    • MediumStrong
      • 長さは5文字以上
      • 大文字、小文字、数字、記号のうち、少なくとも3種類を組み合わせる
    • Medium
      • 長さは5文字以上
    • Weak
      • 空白以外のパスワードを入力
    -PasswordNeverExpire パラメータ
    コマンドレットにこのパラメータを付けると「パスワードの有効期間が無制限」になります。
    パラメータを付けない場合は、有効期間は180日になります。
    <サンプル>
    Set-WssPasswordPolicy -Strength MediumStrong -PasswordNeverExpire

    [Office 365との統合]済みの場合は注意が必要

    [Office 365との統合]済みで-Strength パラメータをStrong以外(Weak・Medium・MediumStrong)にしコマンドレットを実行するとエラーが出力されます。
    この動作は正常で、[Office 365との統合]の設定ウィザードで
    セキュリティ ポリシーは「とても強い(Strong)」に設定され、また強化
    と説明、統合すると設定変更がなされます。
    なお、-PasswordNeverExpire パラメータの設定は可能です(当然ですが、GUIから設定が可能です)

    PowerPoint 2013 タイトルのアルファベットが全て大文字になる場合の対処法

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    PowerPointを新規作成した時にタイトルのアルファベットが全て大文字になる場合の対処法をメモ。
    GUIから設定出来ますが、VBAから設定する方法も一緒にメモします。

    アルファベットが大文字になるとは?

    シェープのテキストに入力されたアルファベットが「全て大文字になる」場合があります。
    Capsロックがかかっているかと思い、再入力しても変化がありません。
    image
    今回説明する内容は、テキスト文字を小文字だけ、又は任意に大文字・小文字に入力する方法です。
    image

    GUIの設定方法

    1. 対象のシェープ(今回はTitle)を選択
    2. [ホーム]→[フォント]グループの右下にある「↘」をクリック
      image
    3. [文字飾り]の[すべて大文字]のチェックを外す
      image

    VBAを使った設定方法

    VBAから設定が可能です。
    一つ、二つであれば前述のように画面から設定した方が手軽です。複数個、又は個数が分からないほどある場合はVBAで設定した方が便利かもしれません。
    <サンプル>特定のシェープに対し操作したい場合
    Sub fncChangeTitleCap2Small()
    Dim oAllCaps As Font2

    Set oAllCaps = ActivePresentation.Slides(X).Shapes(Y). _
    TextFrame2.TextRange.Font
    oAllCaps.Allcaps = msoFalse
    End Sub
    <サンプル>全シェープに対し操作したい場合
    全シェープの[すべて大文字]を確認し、チェックが入っている場合はチェックをオフにします
    '全体
    Sub fncChangeAllCap2Small()
    Dim sl As Slide, sh As Shape
    Dim f As Font2

    For Each sl In ActivePresentation.Slides
    For Each sh In sl.Shapes
    Set f = sh.TextFrame2.TextRange.Font
    if f.Allcaps = msoTrue Then f.Allcaps = msoFalse
    Next
    Next
    End Sub
    余談:英語で大文字は何と読む?
    上記VBA スクリプトを書く際、オブジェクト ブラウザからプロパティなどを調べてました。
    調べる時に困った事は、やりたい事を英語で何と言うのかが分からない事。
    今回で言えば「すべて大文字」です。
    「すべて」はAllですから、「大文字」のみ和英辞典で調べてみると、
    • Upper case Letter
    • Capital Letter
    というそうです。AllCapsのCapはCapitalなのかもしれませんね。
    ちなみに、反対語となる「小文字」は
    • Lower case Letter
    • Small Letter
    のようです。

    PowerShell タスク スケジューラのタスクをリモートから実行する方法

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    新年おめでとうございます。
    本年も「元「なんでもエンジニ屋」のダメ日記」を何卒宜しくお願い致します。

    さて、新年一つ目の記事です。
    Windows Server のタスク スケジューラに登録しているタスクをリモートから実行したい事がたまにありませんか?
    都度リモート デスクトップ接続し手動でタスクを実行・・・面倒です。
    今回は、PowerShellを使ってタスク スケジューラのタスクをリモートから実行する方法をメモ。
    2014.01.01 各サンプルに「セッションを破棄」を追記しました

    前提条件

    1. ローカル及びリモートでEnable-PSRemotingコマンドレットを実行済みである事
      1. WinRMサービスが起動している
      2. Firewallのルールを追加している
    2. リモートからの要求を許可するリスナ設定済みである事

    タスク スケジューラのタスクをリモートから実行する

    調査した限り、リモート環境によって実行するPowerShell コマンドレットが異なりました
    Windows 7/Windows Server 2008 R2以下の場合
    XXX-ScheduledTask コマンドレットはWindows8/Windows Server 2012以上+Windows PowerShell 4.0の環境でしか使えません。
    ※Windows 7 SP1にWMF4.0をインストールしましたが該当するコマンドレットはありませんでした。
    この環境では、PSセッションを新規作成し、Invoke-Command コマンドレットを使ってタスクを実行します。
    リモートのタスクを実行するには、schtasks.exe を使います。
    #セッションを新規作成
    $s = New-PSSession -ComputerName <サーバー名> -Credential <ドメイン名\ユーザー名>
    #実行したいタスク名を確認
    Invoke-Command -Session $s -ScriptBlock{schtasks.exe /query}
    #タスク実行
    Invoke-Command -Session $s -ScriptBlock{schtasks.exe /run /tn "<タスク名>"} -AsJob
    #タスクの実行状態を確認
    Get-Job -Id X
    #ジョブを削除
    Remove-Job -Id X
    #セッションを破棄
    Remove-PSSession -Session $s
    Windows 8/Windows Server 2012以上の場合~PSSessionを使う
    PSセッションを新規作成し、Invoke-Command コマンドレットを使ってタスクを実行します。
    #セッションを新規作成
    $s = New-PSSession -ComputerName <サーバー名> -Credential <ドメイン名\ユーザー名>
    #タスク名を確認
    Invoke-Command -Session $s -ScriptBlock{Get-ScheduledTask}
    #タスク実行
    Invoke-Command -Session $s -ScriptBlock{Get-ScheduledTask -TaskName "<タスク名>" | Start-ScheduledTask} -AsJob
    #タスクの実行状態を確認
    Get-Job -Id X
    #ジョブを削除
    Remove-Job -Id X
    #セッションを破棄
    Remove-PSSession -Session $s
    Windows 8/Windows Server 2012以上の場合~CIMSessionを使う
    CIMセッションを新規作成し、Start-ScheduledTask コマンドレットを使ってタスクを実行します。
    #セッションを新規作成
    $c = New-CimSession -ComputerName <サーバー名> -Credential <ドメイン名\ユーザー名>
    #タスク名を確認
    Get-ScheduledTask -CimSession $c
    #タスク実行
    Get-ScheduledTask -CimSession $c -TaskName "<タスク名>" | Start-ScheduledTask -AsJob
    #タスクの実行状態を確認
    Get-Job -Id X
    #ジョブを削除
    Remove-Job -Id X
    #セッションを破棄
    Remove-CimSession -CimSession $c
    余談:まだまだ知らない事ばかり・・・
    Technet ライブラリ「サーバー マネージャーでのリモート管理の構成」を読んで初めて知った事がいくつかあったので、こちらもメモしておきます。
    まだまだ知らない事ばかりですね。。。
    1. ビルトイン Administrator アカウント以外のローカル Administrator グループのアカウントでサーバーをリモートで管理できるようにするには、リモート ユーザー アカウント制御 (UAC) の LocalAccountTokenFilterPolicy レジストリ設定を構成する必要がある
    2. Windows Server 2012 のサーバー マネージャーは、リモート接続に WinRM と分散コンポーネント オブジェクト モデル (DCOM) を使用する。
      Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 を実行しても、Windows Management Framework 3.0 の更新プログラムが適用されていないサーバーとの通信には DCOM を使用する
    参考にしたサイト

    PowerShell ダウンロード ファイルのハッシュ値を計算する~MD5とSHA1

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    ここ数年、日本国内だけでなく海外のWebサイトをよく巡回するようになりました。
    素晴らしいツールと遭遇する事が多い反面、ツールに素敵な付属品(ウィルスやマルウェアなど)が付いてくる事も多いのが実情です。
    多くのサイトではMD5やSHA1などファイルのハッシュ値を記載されているので、ファイルが改ざんされていないかダウンロード後にファイル スキャンとハッシュ値の計算を癖づけています。
    以前はVectorからハッシュ値 計算ツールを利用していましたが、最近はPowerShellばかり。
    今回は、PowerShell を使ってダウンロードしたファイルのハッシュ値を計算する方法をメモ。

    ハッシュ値を計算する

    ハッシュ値を計算する理由は@ITさんの記事が参考になります。
    情報セキュリティ入門 - ハッシュ値
    例として、
    1. 大容量のISOファイルが破損せず、正しくダウンロードできたか?
    2. ダウンロードするファイルが第三者によって改ざんされていないか?
    など。
    検証時によくあるのが、#1です。
    下記画像の赤枠はWindows Insider Programが提供している「Windows Technical Preview」のSHA1 ハッシュ値です。
    ISOファイルのサイズは約2.9~4.0GBと非常に大きいため、通信環境によってダウンロードし終えたファイルが破損している事があります。
    破損している場合は正しくインストール出来ないため、ダウンロードする場合はハッシュ値をチェックする事が大切です。
    image

    Get-FileHash コマンドレット

    PowerShell のGet-FileHashコマンドレットは、ファイルのハッシュ値を計算します。
    使い方は非常に簡単です。
    Get-FileHash -Path <ファイル名> -Algorithm <アルゴリズム>
    -Algorithm パラメータ
    アルゴリズムは7種類あります。
    Get-FileHash コマンドレットは、PowerSHell v4.0で利用できます。
    OSによっては、WMF4.0のインストールが必要になりますのでご注意ください。
    Windows Management Frameworkについて~おさらいとWMF 4.0へアップグレード

    全てのOffice 2013 アプリケーションでOffice スタート画面を無効にする方法

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    以前「Word & Excel 2013 起動後のOffice スタート画面を表示させない方法」を投稿しましたが、今回は全てのOffice 2013 アプリケーションでOffice スタート画面を無効にする方法をメモ。
    ポリシーとして「全部に適用したい!」場合に役立ちます。

    Office スタート画面とは?

    (標準状態の)Word 2013、Excel 2013 を起動すると最初に「Office スタート画面」が表示されます。
    各種テンプレートが用意されており、個人的には便利だと思っています。

    今回ご紹介する内容は、Word 2013、Excel 2013 を起動すると最初から「空白の文書」及び「空白のブック」が表示されるようになります。
    以前のバージョンを使い続けている方としては、これが一番安心するようです。

    レジストリから設定する

    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    1. [Win]+[R]を押し、「regedit」を入力し実行
    2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Generalへ移動
    3. 下記内容を新規作成
    • 値の名前:DisableBootToOfficeStart
    • 型:DWORD
    • 値の内容:1

    PowerShell を使って設定する

    ※ レジストリを編集する作業は自己責任で行ってください。
    New-ItemProperty -Path HKCU:\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\General -Name DisableBootToOfficeStart -Value 1 -PropertyType dword

    個別にOffice スタート画面を有効にしたい場合

    ExcelのみOffice スタート画面を有効にし、それ以外のOffice アプリケーションは無効にしたい!このような場合は、
    • 今回のレジストリを登録する。そして、
    • ExcelのOffice スタート画面を有効にするレジストリを登録する
    事で可能となります。
    この内容は、Technet ライブラリの記事「Office 2013 のグループ ポリシー管理用テンプレート ファイル (ADMX、ADML) および Office カスタマイズ ツール (OCT) ファイル」え説明されており、
    個別のOffice スタート画面を無効にする>すべてのOffice スタート画面を無効にする
    の式になるそうです。

    ドメイン環境に「Office 2013 グループ ポリシー管理用テンプレート」を導入してみた

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    先日投稿したOffice 2013に関する設定記事(Word & Excel 2013 「Officeにサインイン」を消す方法Word & Excel 2013 保存先からOneDriveを消す方法)は、ワークグループ 環境を想定しました。
    では、同内容をドメイン環境の場合はどのように設定すれば良いのか?
    私はグループ ポリシー設計、構築の経験がほぼないため、調査・設定をテスト環境で行ってみました。
    今回は、ドメイン ネットワークにおける「Office 2013 グループ ポリシー管理用テンプレート」の導入手順と設定についてメモ。

    グループ ポリシーとは?

    ThinkITの記事「第3回 グループポリシーを使って楽々管理」によるとグループ ポリシーとは、
    Windows 2000 Serverから実装されたユーザーおよびコンピュータの運用管理機構
    というそうです。
    Active Directory ドメイン サービス(AD DS)がサポートする「グループ ポリシー」を使う事で、
    • コンピューターの使用環境を設定、又は制限
    • ポリシーをドメイン内のコンピューター及びユーザーに一括適用
    が出来ます。

    今回の環境

    Windows Server 2012 R2 Essentials のドメイン ネットワークを使い、手順を説明します。

    手順

    最初に「Office 2013 のグループ ポリシー管理用テンプレート ファイル」をダウンロードします。
    Office 2013 Administrative Template files (ADMX/ADML) and Office Customization Tool
    Office 2013用ADMX ファイル(.admxと.adml)をドメイン コントローラーにコピーします。
    1. ドメイン コントローラーのサーバーにログイン
    2. C:\Windows\SYSVOL\domain\Policyへ移動
    3. フォルダー名「PolicyDefinitions」を新規作成
    4. Office 2013用admx及びadmlを3のフォルダーへコピー
    次に、グループ ポリシー オブジェクト(以後GPO)を作成します。
    1. [グループ ポリシーの管理]を起動
    2. Office 2013用グループ ポリシー オブジェクト(以後GPO)を作成
      ※例としてGPO名を「Office 2013 Policy」とします
    3. GPO ポリシーを設定
    4. [スコープ]タブ→[セキュリティ フィルター処理]を設定
      セキュリティ フィルター処理は後ほど説明します
    5. ポリシーを編集
      編集は下記方法で[グループ ポリシー管理エディター]を開き行います。
    • GPOを右クリック→[編集]をクリック。又は
    • GPOの[設定]タブを選択→画面内で右クリック→[編集]をクリック
  • 6のGPOをリンク
    1. ドメイン配下の<ドメイン名>.localを右クリック
    2. [既存のGPOのリンク(L)...]をクリック

    3. [グループ ポリシー オブジェクト]一覧から該当のポリシーを選択
      今回の場合は、「Office 2013 Policy」を選択

    4. [OK]ボタンをクリック
    最後に、各クライアントに対しGPOを適用します。
    GPOを適用する方法はいくつかあります。
    • グループ ポリシーが配布されるまで待つ
      既定では、最短90分、最長120分(90分+0~30分のランダム オフセット)
    • 再起動する(コンピューターの構成の場合)
    • ログオン(サインイン)する(ユーザーの構成の場合)
    • gpupdate.exeを実行し強制適用
    手順は以上です。
    構築時に良く分からなかった点がいくつかありましたので、調べた内容をメモします。
    ポリシーのスコープ
    スコープに登録されている既定は、Authenticated Users グループにに対しGPOが適用されます。
    セキュリティ識別子 - Technet ライブラリ」によるとAuthenticated Users グループとは
    ID が認証されたすべてのユーザーおよびコンピュータ。
    Authenticated Users には Guest は含まれません。これは Guest アカウントにパスワードがある場合も同様です。
    と説明されています。
    image
    全ユーザーではなく、
    • 特定のユーザー アカウント
    • Windows Server 2012 R2 Essentialsのダッシュボードに登録したユーザー グループ
    に対しGPOを適用したい場合は、Authenticated Usersを削除しそれらを追加する事でポリシーを適用できました。
    image
    ポリシーの設定
    適用したいOffice 2013のポリシーを設定します。
    サンプルとして、下記は私が実際に有効にしているポリシーをご紹介します。
    下記内容は私個人が必要と思う設定であり、こうでなければならないという事は一切ありません。
    • Microsoft Office 2013
      • FirstRun
        • 最初の実行時のムービーを無効にする(有効)
        • アプリケーションの起動時にOffice First Runを無効にする(有効)
      • Microsoft PDF および XPSとして保存アドイン
        • PDF および XPS 出力ファイルにドキュメント プロパティを含めない(有効)
      • その他
        • ブログの管理(有効:SharePoint ブログのみ許可する)
        • Office アニメーションを無効にする(有効)
        • Office の背景を無効にする(有効)
        • すべての Office アプリケーションの Office スタート画面を無効にする(有効)
        • ハードウェア グラフィック アクセラレータを使用しない(有効)
        • OneDrive のサインインを表示する(無効)
        • Office への署名をブロック(有効:Microsoft アカウントのみ ブロックする)
        • 推奨設定 ダイアログを表示しない(有効)
      • ツール|オートコレクトのオプション
        • 文の先頭文字を大文字にする[the .. -> The ...](無効)
      • ツール|オプション|全般|サービス オプション
        • オンライン コンテンツ
          • サービス レベルのオプション(有効:Microsoft のサービスのみ)
      • プライバシー
        • セキュリティ センター
          • 初回起動時に選択ウィザードを表示しない(有効)
          • Office のフィードバックにスクリーンショットを含めることを許可する(無効)
    • Microsoft Excel 2013
      • Excel のオプション
        • セキュリティ
          • セキュリティ センター
            • 信頼できる場所
              • ネットワーク上の信頼できる場所を許可する(有効)
              • 信頼できる場所 #x
    • Microsoft Access 2013
      Excel 2013と同ポリシーを適用
    • Microsoft Word 2013
      Excel 2013と同ポリシーを適用
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      Windows Server 2012 R2 Essentialsの設定

      Windows Server 2012 R2 Essentials のドメインに参加しているクライアント コンピューターに「グループ ポリシーを実装」する事で上記グループ ポリシーが適用されます。
      グループ ポリシーを実装する手順は下記の通りです。
      1. ダッシュボードを開く
      2. [デバイス]タブをクリック
      3. [コンピューター]タブが選択されている事を確認
      4. 右側[コンピューター タスク]ペインにある[グループ ポリシーの実装]をクリック
      5. 適用したいグループ ポリシーを設定
      [グループ ポリシーの実装]の設定は下記記事を参考にしてください。
      参考にしたサイト

      Microsoft MVPアワードを再受賞しました

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      あけましておめでとうございます!
      昨年に引き続き、ご購読いただき誠にありがとうございます。

      おかげさまでMicrosoft MVP(Most Valuable Professional)を再受賞する事が出来ました。
      受賞カテゴリは、昨年と同じ「Microsoft MVP Windows Server for Small and Medium Business」。
      3年連続の受賞となります。

      再受賞にあたり、本ブログを含めたソーシャルメディア等にアクセスしていただいた方々、また、コミュニティに参加していただいた方々のご支援、ご協力に深く感謝しております。

      本年はクライアント及びサーバー共に新しいOSがリリースされるようですが、中小企業向けOSがどのような変化を遂げるのか非常に楽しみにしております。
      中小企業向けWindows OSがより盛り上がりますよう、また皆様にご興味を持って使っていただける情報の発信を引き続き行っていきたいと思っています。

      本年もブログ『元「何でもエンジニ屋」のダメ日記』をご愛顧頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。

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