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Channel: 元「なんでもエンジニ屋」のダメ日記
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エラー「重大な温度管理イベントのため、システムがシャットダウン~」から学ぶ、パソコンの熱対策

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「サーマル シャットダウン」という言葉、ご存じですか?
電子部品だと「サーマル・シャットダウン回路」というのがありまして、「加熱を検知して動作をストップし破壊を防ぐ」ために使います。
これと同様にパソコンやサーバーにも「サーマル シャットダウン」に似た機能があり、一定の条件を満たすとOSはシャットダウンします。
今回は先日遭遇したイベント ログ「重大な温度管理イベントのため、システムがシャットダウンされました」が発生した時の状況から学ぶ熱対策を個人的にまとめてみました
そういえば昔、空調が壊れ、私が使っていたワークステーションがお亡くなりになった事がありました・・・

現象

  • ノートパソコンの使用中、急に画面がまっ黒になる
    ※1日に数回起き、電源ボタンを入れる必要がある
  • キーボードやパームレストあたりが熱く、手から汗が出る

ログ

ユーザからの報告内容とイベント ログを付け合わせると下記ログが残っていました。
レベルエラー
ソースEventLog
イベントID6008
説明以前のシステム シャットダウン ( YYYY/‎MM/‎DD HH:mm:DD) は予期されていませんでした。
レベルエラー
ソースKernel-Power
イベントID86
説明重大な温度管理イベントのため、システムがシャットダウンされました。
シャットダウン時刻 = YYYY‎-‎MM‎-‎DDTHH:MM:DD.XXXXXXXXZ
ACPI 温度管理ゾーン = ACPI\ThermalZone\TZ00
_CRT = 373K

原因

現地にて
  • イベント ログ
  • ユーザーの環境(空調やデスク回りなど)
  • 筐体の体感温度
を確認した限り、高熱によりシャットダウンが繰り返し行われていると判断しました。
※本当はHWMonitor等でハードウェア温度を計測しておけばよかったですね・・・
今回は、
  • ファンのクリーニング
  • デスクとノートパソコンの間に空間を出来るようお手製グッズ(発泡スチロール製)を作る
事で対処しました。今のところ、安定動作中。

今後の対策

前置きが長くなりましたが、今回の事例より熱対策はどう行うべきか考えてみました。
方法1.ファンやヒートシンクを清掃する
新しい古いに関わらず、長時間使用するとファンやヒートシンクに細かい埃で詰まります
埃が詰まると、スペックどおりの冷却、放熱が出来ないため本体内に熱が籠ります
結果、熱暴走や今回のように予防的シャットダウンが発生。
中にはクリーニングが難しいパソコンもありますが、
基本はパソコンを分解し、ファンやヒートシンクを清掃する
事が大切です。
どうしても分解が出来ない・自信がない場合は、
  1. 電源を落とし、ACケーブルを抜く(ノートパソコンの場合は、バッテリを外す)
  2. 排気口付近に掃除機のノズルを配置
  3. 吸気口にエアーダスターを吹き付け、排気口から出る埃を掃除機で吸う
ようにしましょう。
この時の注意点は、
  1. 掃除機の吸い込み口は静電気が帯電する
  2. 人間の体内に静電気が帯電する
ため、電子部品には絶対に当てない、触らないでください。
作業に当たり、CE必須グッズ「静電防止リストバンド(帯電防止リストラップ)」はオススメです。

埃が付いた状態が分かるサイト・動画
ノートパソコンやデスクトップパソコンがどれだけ埃にまみれ汚くなっているかは下記リンクから確認出来ます。
3番目の動画は必見です!
方法2.設置場所を変更する(外気・吸気・排熱)
  • クーラーなど空調機を入れ、一定温度・一定湿度の環境を作る
  • パソコンやサーバーの周りに物や熱源を置かない
  • 直射日光は避ける、または、窓に 遮光&遮熱メッシュを貼る
  • 埃がたまりやすい場所に設置しない(特に床)
  • 配線をまとめ、空気の流れをよくする
  • デバイス下部に空間を設ける(特にノートパソコン)
  • サーキュレーターを使い、空気の流れを強制的に作る(換気扇もあり)
大型データセンターでは、外気をミスト(霧)で冷却する試みがあります。
個人でも出来るのかなー?
ドライミスト - WikiPedia

方法3.ケース内のエアーフローを改善する(内気)
デスクトップ パソコンやサーバーの場合、ケース内のエアーフローは非常に大切です。
電子機器は熱に弱いため、冷却は非常に大切です。
外気を吸気し、内部を効率よく通過、確実に外部へ排気する空気の流れを作りましょう。
難しい場合は、地元のパソコン ショップやパートナーさんへ相談してください。
ケース内の空気がどのように流れるか?は下記動画から確認出来ます。
Fortress FT01 PC case with positive air pressure part 2 - SilverStone
方法4.パーツの追加・変更
  • CPUグリースをよく冷えるタイプに塗り替える
  • 高温になりやすいHDDを低発熱のHDDやSSDに換装する
  • 低消費電力のCPUに変更する
  • CPUファンやヒートシンクを高機能なものに変更する
  • 回転数を切り替えられるファンに変更(夏場は高回転、冬場は低回転)
  • ファンの増設(特に吸気・排気用)
ストレージを換装する際、スペック一覧にある「使用温度の動作時」に注意してください。
最近のストレージは0~70度に対応していますが、少し古いものは0~60度になります。

方法5.強制冷却
ノートパソコンの場合、サードパーティから販売されているファンが数基搭載された冷却台は非常に役立ちます。
方法3の「デバイス下部に空間を設ける」を行っても効果がない場合に使ってみましょう。
または、アナログですが効果絶大な扇風機を使って強制的に冷却。

方法6.電源の設定を見直す
Windows の電源プランを確認、「高パフォーマンス」を設定し筐体が高熱になる場合は「バランス」や「省電力」に設定しましょう。
サーバー機の場合、逆にパフォーマンスが落ちるのでしっかり冷却を行い、高パフォーマンスにした方がよいでしょう。
方法7.パソコンやサーバーを新しくする
パソコンやサーバーが古くなり、予算があるようでしたら最新のパソコンやサーバーを買うのも手です。


Excel VBAを使って全てのコメントを非表示にしたい

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Excel のコメント機能、使ってます?
私は複雑な処理などの手順をコメントに書いたりしています。
さて、Excel VBAを使った業務アプリケーションの一つを起動したところ、全てのコメントが常に表示されてしまう現象に遭遇。
何十シートも修正しないとならない状況でしたので、全てのコメントを非表示にするVBAを書いてみました。
同じような現象で困っている方は是非利用してくださいね。
記事最後に、「オブジェクト ブラウザーの使い方」について書いています。

全てのコメントを非表示にする VBAのサンプル

サンプルは非常に簡単です。
全てのシート上にあるコメントを抽出し、非表示にするだけです。
Private Sub fncAllCommentsVisibleOff()
Dim ws As Worksheet
Dim cmt
'全てのシートを確認
For Each ws In Worksheets
'シート内のすべてのコメントを確認
For Each cmt In ws.Comments
'コメントを非表示にする
cmt.Visible = False
Next
Next
End Sub
余談:オブジェクト ブラウザを使う習慣
VBAを書く前に
何をどうすればいいのか?どう調べればいいのか?
が分からないとそこで指が止まってしまいませんか?
そして、面倒なのでインターネット上のサンプルをコピー&ペースト・・・
そして実行するも、なぜかエラーが表示され最後まで完了しない・・・
なんで?
これって「使用者がスクリプトを理解できていないから」ですよね。
私もコピー&ペーストする事はありますが、内容はしっかり見ます。
内容が分からないので、調べます。意味を理解します。
楽をするためには、やっぱり基礎を固める努力が必要です。

今回のサンプルに話を戻して。
最近の私は、VBAを使った開発時に[オブジェクト ブラウザー]を必ず使用します。
※VBAの画面を開き、[F2]ボタンを押してみてください。
今回のサンプルを書くにあたって、
  1. 検索フォームに[comment]と入力し検索
  2. [Worksheet]クラスのメンバー[commnets]プロパティは[Comments]クラスである事が分かる
  3. [Comments]クラスの[Item]関数は、[Comment]クラスである事が分かる
  4. [Comment]クラスのメンバー[Visible]プロパティは[Boolean]である事が分かる
といった具合で調査をし、サンプル中段の[cmt.Visible = False]を書きました。
使用言語のライブラリやクラス、メンバーを調べ、理解できる程度になれば開発がすごく楽になります。
IT Proでありながら業務アプリケーションを開発して分かってきた事を少し書いてみました。
ご参考までに。

一画面でリモートデスクトップ接続を管理する「Remote Desktop Connection Manager」はすごく便利!

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とあるきっかけで知り合いになったWindows 女子部の知人から教えていただいたツール「Remote Desktop Connection Manager(RDCMan)」をご紹介。
Windows Server 2012 R2 Essentials は最大50デバイスまで登録できるので、全台を登録しておけば緊急メンテナンス時に便利です。

RDCManは何が出来るの?何が便利なの?

社内IT部門の方の中には、一人で数十・数百のクライアントを管理している方もいらっしゃると思います。
私も以前そういったところで仕事をしていましたが、
  • クライアントPC名ってなんだっけ?
  • ユーザ名を忘れた
という時がありました。
その後は、社内システム 管理台帳(PC名や機器構成、設置場所などを記録する台帳)を作成、適時メンテナンスを行いました。
とはいえ、緊急時にリモート アクセスをする時だと正直焦ります。
今回ご紹介するツールは、
リモートデスクトップ接続(RDP)の管理ツール
です。
Windows のクライアント及びサーバーへのリモート デスクトップ 接続を1つのウィンドウから一元管理出来ます。
2014-09-02_133941
一度登録しておけば、接続先リストから簡単に接続出来ますし、[ドキュメント]フォルダに[xxxx.rdp]ファイルを何個も保存する必要がありません。

グルーピングが出来ます!

RDCManが優秀だな!と思うのは、グループが作成できる点。
下記画像のよう
  • 営業部
  • 経理部
  • 総務部
などグループを作成し、その配下にクライアント又はサーバーを登録しておけば誰でも直感的に使えます。
2014-09-02_135957

接続リストの使い回しが可能!

初期起動時に作成する[RDCMan Groups ファイル(.rdg)]、このファイルは登録したクライアント又はサーバーの接続情報がXML形式で格納されています。
複数人のシステム管理者がいる場合は、
  • 管理者用マシンに.rdgファイルを展開する
  • 管理者用共有フォルダに.rdgファイルを保存
のような使い方も出来ます。

一覧画面からもマウスで操作出来るのね!

フォルダー ツリーのルートを選択すると、登録されたクライアント又はサーバーがサムネイルで表示されます。
接続済みの場合、デスクトップ画面など現在の状況が表示されます。
RDCManの面白いところは、これら小さな各画面はマウス操作等が可能です!

「小さすぎて操作する気にならん!」という方は、設定を変更してください。
[Thumbnail Size]のピクセル サイズを変更する事で見やすくなります!


接続先を一度に追加したい・・・

.rdg ファイルを自作してみましょう。
server要素()をコピー&ペーストし、登録したいサーバー情報に修正するだけです。
登録済みサーバー情報の行をコピーし、修正した他サーバー情報を複数ペーストする事も可能です。
PowerShell のWindows Server 2012 R2 Essentials用コマンドレットやActive Directory用コマンドレットを活用し、必要な情報を取得し整形すれば.rdg ファイルが簡単に作成できると思っています。
作成する場合の注意点が一つ。
接続パスワードを格納するpassword要素は暗号化、非暗号化が選択できます。
  1. password 要素と内容
  2. storeAsClearText属性と属性値
storeAsClearText属性値をTrueにすると、パスワードをそのまま書く事が出来ます。
Falseにすると、暗号化されたパスワードになります。※暗号化アルゴリズムは分かっていません・・・
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ダウンロード サイト

Remote Desktop Connection Manager - Microsoft Download Center

Windows Server 2012 R2 Essentials パスワードの使い回しは(基本)無理なのね!~パスワード ポリシー

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Windows Server 2012 R2 Essentials のドメインに参加しているユーザーがパスワードを変更する時があります。
例えば、ドメイン ユーザーとMicrosoft オンライン アカウントを関連付けた場合や一定期間が過ぎた場合。
パスワード ポリシーについてよく理解していなかったので、Windows Server 2012 R2 Essentials のユーザー パスワードのポリシーについて調べてみました。

主な標準パスワード ポリシー

Windows Server 2012 R2 Essentialsの<主な>標準パスワード ポリシーは下記の通りです。
  • パスワード長は7文字以上
  • 有効期間は180日
  • 履歴は24個

過去に設定したパスワードは記憶されています

ありがちな話になりますが、下記のようなパスワードを設定していたりしませんか?
  • パスワードの数値、又は一部文字をインクリメントする
    1. Test001 / TestA
    2. Test002 / TestB
    3. Test003 / TestC
    4. ・・・・
  • パスワードの数値、又は一部文字をを交互に変更する
    1. Test001 / TestA
    2. Test002 / TestB
    3. Test001 / TestA
    4. ・・・・
Windows Server 2012 R2 Essentials では、過去のパスワードを履歴として記録しているため過去に設定したパスワードは基本使えません。
過去に設定したパスワードを再度使ってみるとエラーになります。
前回と同じパスワードが使えるようになるには24回後ですから、有効期限180日×24=12年後になります。
残念ながら12年もWindows Server 2012 R2 Essentialsを使う企業はないと思いますので、実質同じパスワードは二度と使えないと考えています。

ユーザー パスワードのポリシーの確認、及び変更

Windows Server のパスワードにはいくつかのポリシーがあり、設定はグループ ポリシー管理エディターから確認できます。
確認方法は下記の通り。
  1. [アプリ]から[グループ ポリシーの管理]を選択
    ※スタート画面から検索した方が速いと思います。
  2. 左のフォルダ ペインにある[グループ ポリシーの管理]→[フォレスト:xxx.local]→[ドメイン]→[xxx.local]→[グループ ポリシー オブジェクト]を開く
  3. [Default Domain Policy]を選択
  4. 右側のペインの[設定]タブを選択
  5. 右上の[すべて表示]をクリックする
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基本設定変更をする事はないはずですが、変更したい場合は下記手順で行います。
  1. フォルダ ペインの[Defualt Domain Policy]を右クリック、[編集]を選択
  2. [コンピューターの構成]→[Windows の設定]→[セキュリティの設定]→[アカウント ポリシー]→[パスワードのポリシー]を選択
  3. 右側一覧から設定変更したいポリシーを選択、[プロパティ]を選択
当然ですが、設定変更を行うことで運用ポリシーが変更されます。十二分に検討してから設定変更をしましょう。
2014-09-05_214722

各パスワード ポリシー の説明

パスワードの長さ
  • パスワードの最小文字数を指定します
  • パスワードが不要な場合は0を、パスワードが必要な場合は1~14
  • 既定値は、ドメイン コントローラーは7、スタンドアロン サーバーは0
  • Windows Server 2012 R2 Essentialsはドメイン コントローラーとして動作するため、「7文字以上」が設定されます
パスワードの変更禁止期間
  • 新しくパスワードを変更できるようになるまでの最小の日数を設定します
  • 標準設定は「0日」=有効期限は無制限となっています。
  • [パスワードの履歴を記録する]を有効にしている場合は、[パスワードの変更禁止期間]は1以上に設定
パスワードの有効期間
  • 1つのパスワードを使用できる期間 (日数)を設定します
  • 有効期間なしにする場合は0、指定する場合は1~999
  • [パスワードの変更禁止期間]値は、[パスワードの有効期間]の値よりも小さくする
    [パスワードの有効期間]を180日にした場合、[パスワードの変更禁止期間]は0~179日にする
  • プロパティの既定値は42ですが、Windows Server 2012 R2 Essentialsの設定値は180日
パスワードの履歴を記録する
  • 新しいパスワードを作成する際に、現在のパスワードまたは最近使ったパスワードと同じパスワードを使えないようにします
  • パスワードが不要な場合は0を、パスワードが必要な場合は1~14
  • 既定値は、ドメイン コントローラーは24、スタンドアロン サーバーは0
  • Windows Server 2012 R2 Essentialsはドメイン コントローラーとして動作するため、「24回」が設定されます
暗号化を元に戻せる状態でパスワードを保存する
このポリシーはTechnet Windows Server 2008 R2 のヒント集「ヒント: パスワードのポリシーを適用するためのベスト プラクティス」には下記のように説明されています。
パスワード データベースのパスワードは暗号化されています。通常、この暗号化は解除できません。
組織で、パスワードを読み取る必要があるアプリケーションを使用する場合にのみ、この設定を変更する必要があります。
この場合、[暗号化を元に戻せる状態でパスワードを保存する] ポリシーを有効にします。
ただし、このポリシーを有効にすると、パスワードはテキスト形式で保存されたも同然なので、テキスト ファイルにパスワードを保存したときと同じセキュリティ上のリスクが発生します。
このことを踏まえると、ユーザーごとにオプションを有効にし、必要になった場合にのみ対応する方が適切です。
既定値は無効になっていますので、「どうしても必要」になった場合は、ユーザー毎にオプションを有効にし、必要になった場合のみ有効にする対応の方が適切だそうです。
複雑さの要件を満たす必要があるパスワード
  • パスワードが複雑さの要件を満たす必要があるかどうかを決定する設定です
  • 有効にした場合、下記最少要件を満たす必要があります
  1. ユーザー アカウント名、又はフル ネームに含まられる3文字以上連続する文字列は使えない
  2. パスワード長は6文字以上
  3. 次の4カテゴリのうち3つから文字を使う
    1. 英大文字(A~Z)
    2. 英小文字(a~z)
    3. 10進数の文字(0~9)
    4. アルファベット以外の文字(!,$,#,%など)
  • 既定値は、ドメイン コントローラーは有効、スタンドアロン サーバーは無効
  • Windows Server 2012 R2 Essentialsはドメイン コントローラーのため、有効になっています
  • パスワードの変更禁止期間はなぜ0なのか?

    今回調べて不思議に思ったことは
    [パスワードの履歴を記録する]が24回に設定されているが、変更禁止期間が0、かつ、パスワードの有効期間が180日になっている
    事です。
    [パスワードの履歴を記録する]の[説明]タブには
    既定では、メンバー コンピューターはそのドメイン コントローラーの構成に従います。
    パスワードの履歴の有効性を保つために、パスワードの変更禁止期間セキュリティ ポリシーも有効にして、パスワードを変更した直後にはパスワードを変更できないようにしてください
    パスワードの変更禁止期間セキュリティ ポリシーの詳細については、「パスワードの変更禁止期間」を参照してください。
    と書かれており、[パスワードの変更禁止期間]の[説明]タブには
    [パスワードの履歴を記録する] を有効にする場合は、パスワードの変更禁止期間を 1 以上に設定してください
    パスワードの変更禁止期間を指定しない場合、ユーザーはパスワードを繰り返し変更して、以前のパスワードを再度利用することができます
    と書かれています。
    Windows Server 2012 R2 Essentials の設定は上記説明と矛盾があるぞ!と思いましたが、[パスワードの変更禁止期間]の説明に理由がしっかり説明されていました。
    既定の設定はこの推奨事項に従っていません。
    これは、管理者がユーザーのパスワードを設定しておき、管理者指定のパスワードをログオン時に変更するようユーザーに要求できるようにするためです。
    [Office 365との統合]機能を有効にし、Microsoft オンライン アカウントをユーザーに割り当てた後にサインインするとパスワード変更が要求します。
    この動作を行うためには、[パスワードの変更禁止期間]を0に設定していると考えています。
    ※Office 365との統合後に行うパスワード変更 手順を確認したい方は下記記事をお読みください。
    Office 365のMicrosoft オンライン アカウントを割り当てる手順~Windows Server 2012 R2 Essentials
    参考にしたサイト

    ThinkPad ベーシック USB 3.0 ドックが50%オフで購入できます~4X10A06696

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    2014-09-20_004154
    USB3.0 ケーブル1本を繋げるだけで周辺機器を更に使えるようになる拡張ドック「ThinkPad ベーシック USB 3.0 ドック」が50%オフの6,707円で購入できます。
    購入にはクーポンが必要です。

    製品情報

    簡単接続でポートを拡張 - ThinkPad ベーシックUSB3.0ドック・ThinkPad USB3.0ドック
    2014-09-20_004154

    クーポン情報

    ◎クーポン・コード
      JPAF0921
    ◎クーポン対象商品
      ThinkPad ベーシック USB 3.0 ドック(4X10A06696)
      ※ベーシックが付かないドック(0A33979)は対象外です
    ◎クーポン有効期間
      2014年09月20日(土)~09月21日(日)の2日間

    クーポンを適用してみると、確かに半額の6,707円になりました。
    2014-09-20_003808

    購入先

    購入はレノボショップからになります。
    ThinkPad ベーシック USB 3.0 ドック

    Windows Server 2012 R2 Essentialsに.NET Framework 3.5をインストールする手順~0x800f0906

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    9月にリリースされた更新プログラムを当てたWindows Server 2012 R2 において.NET Framework 3.5のインストールが失敗する事を先日知りました。
    Windows Server 2012 R2 Essentials の実機でテストしてみたところ、私の環境でもインストール出来ませんでしたが、「Windows Server 2012 R2テクノロジ入門」の著者でいらっしゃる山市 良さんが解決方法をブログに掲載されていましたので実際に試してみました。

    現象

    • 2014年9月現在までのフルパッチを当てたWindows Server 2012 R2 Essentials を準備
    • PowerShell から.NET Framework 3.5 をインストール
      >Install-WindowsFeature –Name NET-Framework-Core
    • 6xパーセント過ぎにエラー[0x800f0906]表示される
    Install-WindowsFeature コマンドレットにSourceプロパティを指定してもエラーになりました。
    2014-09-22_195446
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    対処法

    対処法は山市良さんのブログ記事「Windows 8.1 に .NET Framework 3.5 をインストールできない問題の件 (0x800f0906, 0X800f081f)」で説明されています。
    セキュリティ更新プログラム KB2966828をアンインストール
    する事で解決出来ました。
    山市さんのブログ記事を参考に、実際に行った手順は下記の通りです。
    1. KB2966828がインストールされているか確認
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    2. wusa.exeを実行し[KB2966828]をアンインストール
      http://nasunoblog.blogspot.jp/2014/08/powershell-uninstall-security-update-script.html
    3. .NET Framework 3.5をインストール
      今回はSource プロパティありでインストールしてみました。
      >Install-WindowsFeature –Name .NET-Framework-Core –Source I:\sources\sxs
      ※sxs:サイドバイサイドストア
    2014-09-22_202244
    .NET Framework 2.0,3.0,3.5で開発されたアプリケーションはまだまだ現役稼働しているはずです。
    Windows Server 2012 R2 Essentials を使用中、またはこれから使う予定の方で、.NET Framework 3.5をインストールする方は是非試してみてください。

    インストール後はWindows Updateをお忘れなく!

    当たり前な事ですが、機能を追加した後にWindows Updateを実行してください。
    .NET Framework 3.5用のセキュリティ更新プログラムが複数あります。
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    Microsoft Azure Backup が失敗するサンプルと対処法~Windows Server 2012 R2 Essentials

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    Windows Server 2012 R2 Essentials のダッシュボードに見慣れないアラート メッセージ「オンライン バックアップが正常に完了しませんでした」が上がってきました。
    手動でバックアップを何度行っても「警告」と「失敗」が。。。
    今回は、Windows Server 2012 R2 Essentials で利用しているMicrosoft Azure Backup が失敗するサンプルと対処法をメモ
    サンプルと書いている通り、一つの例だと思ってくださいね。

    今回の現象

    • Microsoft Azure Backup(ダッシュボード上ではOnline Backup)の状態に「失敗」ないしは「警告」が記録される
    • 「失敗」のジョブ エラーには「未知のエラーが発生しました~エラー コード: 186DC」が記録される
    • 「警告」のジョブ エラーには「なし」が記録される
    2014-09-17_001353
    ダッシュボードの「正常性の監視」にも「警告」が表示されたりします。
    2014-09-17_011923

    対処法

    イベント ビューアを除くと「Windows Azure Backup Agentのログ」に関して書かれており、下記パスにファイルが生成されていました。
    C:\Program Files\Windows Azure Backup Agent\Temp\LastBackupFailedFilesXX.txt
    ファイルには、どのファイルがバックアップ失敗の原因であるかが記録されています。
    今回の場合、あるユーザーのフォルダー リダイレクト先(デスクトップ フォルダ)のテキスト ファイルが原因である事が分かります。
    2014-09-17_002734
    ファイルを排除する事でオンライン バックアップは正常完了します。
    では、そのファイルの何が悪いのか?
    想像できる限りのテストを行いましたが、本当の原因は分かっていません。
    しかし、ファイルの文字コードがANSIだとエラーになる事だけは分かりました。
    試しにUTF-8など他文字コードに変更しオンライン バックアップを実行したところ正常完了しましたので。
    2014-09-22_222520
    もし、同じようなケースに遭遇された方は対象ファイルの文字コードを変更してみてはどうでしょうか。
    余談:短時間における連続バックアップには注意しましょう
    テストで短時間に何度も何度もバックアップを行うと「制限値を超えてるぞ!」と怒られてしまいます。
    2014-09-17_014430
    どの程度時間をあければいいのかは分かりませんが、少なくとも翌日のバックアップ(22時)ではバックアップされていました。
    エラー メッセージにある通り、もし怒られた場合は時間を空けてください。
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    Surface 2でも使えるBlogger用ストア アプリ「Blogger Manager」と「GBlogger」

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    Google のブログサービス「Blogger」を使い始めて7年以上経ちました。
    Surface 2ではブログ記事をほぼ書きませんが、数日前にMicrosoft StoreにおいてBlogger用アプリを2個見つけやる気が・・・
    今回は、Blogger用アプリを実際に使って分かった事をメモします。
    Blogger ユーザーさん、是非使ってみてはどうでしょうか?

    警告が出る度に嫌気が・・・

    Internet Explorer 10当たりからか、記事を書くためのBlogger ダッシュボードを開くたびに「リクエストが処理できませんでした。」とのエラー メッセージが表示されます。
    BloggerはInternet Explorerがお嫌いなようです。
    エラー メッセージを閉じれば、記事を書く・修正する等の操作は可能ですが、毎度気持ち悪いなと・・・
    ※開発者ツール(F12)を用いるても効果はありません。

    ストア アプリだと(比較的)快適になります!

    今回ご紹介するBlogger用ストア アプリは2種類あります。
    一つは、ストア アプリらしい作り、もう一つはブラウザのコンテンツをそのまま表示するアプリ。
    どちらも一長一短がありますので、ご自身にあったアプリを使ってみてください。
    Blogger Manager

    • 複数のBlogger サイトが管理可能
    • 管理画面には、最新10件までの履歴とコンテンツが表示
    • 履歴は編集と削除が可能
    • 記事の新規作成が可能
    • エディタはWYSIWYG(What You See Is What You Get)形式
    • HTMLの直接修正は出来ない
    • エディタ上部の[check(Apply)]ボタンをクリック(タップ)すると即時投稿される
    • 保存機能はない
      ※[←]ボタンをクリック(タップ)すると記事内容は消滅する(メッセージボックスは出ない)
    • 設定は背景色のみ
    文章をちょっと書いて、写真を貼る、すぐに投稿!のようなシンプルな使い方なら素敵なアプリだと思います。
    私の場合、記事の微調整はHTMLタグを直接いじりますし、すぐに記事を投稿するのではなく一度下書きにし半日~数日経ってから記事を見直すようにしているため、私向きなアプリではありませんでした。
    しかし、今までストア アプリにBloggerの記事を書く・修正するアプリはありませんでした(知らなかっただけかもしれませんが・・・)。
    その点でいえば、開発された方は本当に素晴らしいと思っています。

    GBlogger

    • (予想)WebViewコントロールを使った簡易Webブラウザ アプリ
    • Blogger ダッシュボードを開くたびに表示されていたエラー メッセージは表示されない
    • Bloggerのダッシュボード コンテンツを表示
    • 画面下部に広告(Ads)が表示
      右クリック又はスワイプアップし設定から非表示に可能
    • 戻る・ホーム・リフレッシュなどの操作がボタンから可能
    普段からブラウザからブログ記事を書いているユーザーさん向けなアプリです。
    当然ですが、ブラウザで使える機能は全て利用出来ます。
    エラー メッセージが出ないだけでも大変助かるアプリです。

    予告どおり中小企業向け Office 365 のプランが変更されました

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    7月あたりにアナウンスされていた中小企業向けOffice 365のプランが変更されました。
    Windows Server 2012 R2 Essentials はOffice 365 との統合が可能ですので、今後どのプランが対象となるのか今一度確認してみました。

    Windows Server 2012 R2 Essentials におけるOffice 365のプラン

    Windows Server 2012 R2 Essentials はOffice 365との統合が可能なOSです。
    Office 365 とサブスクリプションを所有していない状態でダッシュボード上から統合を行おうとすると
    • Office 365 Small Buisiness
    • Office 365 Midsize Business および Enterprise
    の各種プランが表示され、[試用版]又は[購入]が可能です。
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    10月1日夕方の時点で購入リンクをクリックしてみると
    • Small Business Premiumプラン
    • Enterprise E3プラン
    のページが表示されており、どちらも契約出来そうです。
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    新しい中小企業向けプランは3つ

    では、10月1日からはどうなったのか。
    Webページ「一般法人向け Office 365 のプランを比較する」を確認すると、小規模企業やSOHOでも使える基本となるプランは3種類。
    1. Office 365 Business Essentials
      Office アプリケーションが不要だが、OneDrive for BusinessやExchange OnlineなどMicrosoft オンライン サービスは必要な人向け
    2. Office 365 Business
      Office アプリケーションとOneDrive for Businessが必要だが、Microsoft オンライン サービスは不要な人向け
    3. Office 365 Business Premium
      Office アプリケーションとMicrosoft オンライン サービス、どちらも必要な人向け
    どのプランも最大ユーザー数(シート数)は300人まで拡張されています(旧プランは25人)。
    2014-10-01_202056
    Windows Server 2012 R2 Essentials 上で確認できた各種プランは現行プランのどれに当たるのか?
    それは、ビジネスプロダクティビティ製品チーム ブログ記事「中小企業向けの Office 365 プランを強化; 2014年」でしっかり説明されています。

    ※上記は「中小企業向けの Office 365 プランを強化; 2014年」に掲載されている画像です

    ダッシュボードでは旧プラン「Small Business Premium」がまだ表示されていますが、今後Windows Server 2012 R2 Essentials 向けに何らかのアナウンスがあるかもしれません。
    期待して待っていたいと思います。

    Access 2013 クエリ デザインのフォントは「等幅フォント」にしましょう

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    Office 製品の一つのデータベース ソフトウェア「Access」、クエリ デザインのフォントやフォント サイズを変更したいと思う事はありませんか?
    私は大画面でSQL文を編集する事が多いため、フォント サイズを大きめにし、可読性を向上させるため標準以外のフォントを指定してみました。
    結果、フォントを等幅フォント以外に設定すると選択範囲が正しく選択されない現象を確認できましたのでご紹介します。
    ※知人から本件の理由を教えていただきました。ありがとうございました!

    現象

    • [オプション]→[オブジェクト デザイナー]→[クエリ デザイン]を開く
    • [クエリ デザインのフォント]のフォントを「メイリオ」などプロポーショナル フォントに変更する
    • [クエリ デザイン]のSQL ビューを表示
    • SQL文を記述し、クエリの一部文字をダブルクリックすると選択範囲が正しく選択されない
    等幅フォントの「MSゴシック」や「HGSゴシックE」では選択範囲が正しく選択されます。
    2014-10-05_012623
    しかし、「メイリオ」や「游ゴシック」など一部のプロポーショナル フォントは選択範囲が正しく選択されません。
    SQL文の後方になればなるほど選択範囲がどんどんずれます。
    2014-10-05_010018

    対処法

    クエリ エディタのフォントは、
    • 等幅フォント
    • 「MSゴシックP」等のプロポーショナルフォント
    を設定しましょう。
    例外1 一部のプロポーショナルフォント
    「MS ゴシックP」など一部のプロポーショナル フォントは選択範囲が正しく計算されます。
    選択範囲が正しく計算されるためでしょうか。
    2014-10-05_013802
    例外2 テーブル名が和文
    メイリオは、欧文部はプロポーショナルフォント、和文部は等幅フォントになるフォントだそうです。
    そのため、
    テーブル名が日本語+フォントがメイリオ
    の条件であれば、選択範囲が正しく選択されました。
    2014-10-05_020542
    ※テーブル名を和文にし、フォントを「游ゴシック」にすると選択範囲が(気にならない程度ですが)若干ずれます。
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    あらゆるリモート接続が一画面から利用できるツール「Remote Desktop Manager for Windows 」

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    先日投稿した記事『一画面でリモートデスクトップ接続を管理する「Remote Desktop Connection Manager」はすごく便利!』後、知人からこのツールについて色々と教えていただきました。
    使い方はシンプルですし特に問題はないものの、ソフトウェアがリリースされてからかなりの年月が経ち更新されていません。
    代替えとなるソフトウェアを調べてみたところ、「Remote Desktop Manager for Windows」なるツールを見つけました。
    非常に使い勝手の良いツールでしたのでご紹介します。

    一画面から複数サーバー/クライアントに接続できます

    Remote Desktop Manager for Windows」は、「Remote Desktop Connection Manager」同様一つの画面上で複数のサーバー/クライアントへリモート デスクトップ接続が可能なソフトウェアです。
    製品は無料版と有償版があり、エディションによって機能の差異があります。
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    ユーザーインターフェースはOfficeと同じリボンUIを採用。
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    現在のバージョンは、有償版が10.0.3.0、無料版が1.0.3.0です。
    2006年に1.0.0.0がリリースされ、8年も製品をリリースし続けている製品ですから、「Remote Desktop Manager for Windows」よりも安心して使える気がしています。
    Change History

    接続方法はかなりx3豊富!

    製品名から想像していたのは、Microsoft のリモート デスクトップ接続先を一元管理できるツール。
    しかし、ふたを開けてみれば
    • Citrix
    • FTP/FTPS/SFTP/SCP
    • RD Gateway
    • Intel AMT
    • Telnet
    • TeamViewer
    • VNC
    • Hyper-V
    • AWS
    • Azure
    など多種多様で、クラウドや仮想環境も接続先としてサポートされています。
    専用ツールを複数使い分ける必要性がないため、管理台数が多く様々なサービスを導入しているシステム管理者さんにとって魅力的なツールではないでしょうか。
    ※有償版(Enterprise Edition)でのみ利用可能な機能があります。
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    開き方も豊富

    新しいタブを開きリモート デスクトップ接続画面を表示する以外に、OS標準の「リモート デスクトップ接続」として起動、共有フォルダをファイル エクスプローラーで開くなど、開き方も豊富です。
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    未接続状態でもマクロ/スクリプト/ツールが起動できます!

    サーバー/クライアントに対しリモート接続せずに「コンピュータの管理」や「サービス」、ネットワークツールを実行できます。
    通常、リモート先の「サービス」を確認する場合、

    • mmcを立ち上げ、スナップインの追加をしサービス一覧を取得
    • PowerShellからWinRM経由でサービス一覧を取得
    が考えられますが、このツールではクリックするだけです。

    個人的には、PingとPortScanなどネットワーク ツールがお気に入りです。
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    当然ですが、リモート先の設定によって拒否される場合があります。
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    ライセンスは無料版と有償版があります

    無料版と有償版(サブスクリプション形式)の機能の違いは下記ページから確認出来ます。
    Compare Editions
    AzureやHyper-V、VNC、FTP、Telnetなどは有償版(Enterprise Edition)のみの機能ですが、RDPがメインの場合は無料版で必要十分だと思います。
    コンソール 接続にVNCを使用している環境だと有償版を契約するしかありません。

    ダウンロード

    ダウンロードは下記リンクをクリックしてください。
    Remote Desktop Manager – Devolutions
    リモート接続先が多く、管理が煩雑になってきたな~と感じている方は是非使ってみてはどうでしょうか。

    サーバー ルームに入り浸る人にデジタル耳栓「キングジム MM1000」をおススメします

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    サーバー ルームや飛行機の騒音、好きですか?
    好きな人はあまりいないと思いますが、静かな環境で仕事や睡眠をしたいものですよね。
    私も静かな環境で仕事がしたいので、キングジムのデジタル耳栓「MM1000」を購入してみました。
    想像以上に良いガジェットでしたので、ご紹介します。

    キングジムのデジタル耳栓「MM1000」とは

    デジタル耳栓「MM1000」は耳に入る環境騒音だけを約90%カットするガジェットで、お高いイヤホンの「ノイズ キャンセラー」機能だけを搭載したガジェットだと思ってください。
    プラス、人の声は聞こえるので仕事でも使えるはずです。
    ※音楽を聴いているように見られないのが前提です。
    理屈は簡単で、集音した環境騒音の逆位相を出して騒音を掻き消します
    工学系の方なら実験された事があるのではないでしょうか。
    デジタル耳せん「MM1000」
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    サーバーの騒音が低回転ファンの音になった

    自宅にはラックはありませんが、サーバー機が数台稼働してます。
    夏場でも故障しないようファンを多めに搭載しているため、ファンの音に悩まされます。
    今回購入したデジタル耳栓「MM1000」を使うと、サーバーから発せられる音は低回転ファンの音に聞こえます。
    それだけ静かに聞こえるという事です。
    昔サーバー ルームによく出入りし作業を行っていましたが、その時にこのディバイスが欲しかったですね。
    fanreikyaku

    (動画を含め)人の声は問題ない程度に聞こえます

    環境騒音が全て掻き消す問題点は、周りの人の声が聞こえないためコミュニケーション上問題があります。
    デジタル耳栓「MM1000」は、人の声は問題のない程度に聞こえます。
    サーバーが稼働している部屋で動画を見ると、
    • サーバーのファン音はかなり小さく聞こる
    • 動画の音声は問題なく聞こえる
    状況でした。

    完全に音を消す事は出来ません

    製品の性質上、周りの音・話し声を全て掻き消す事は出来ません
    個人的には人の声も聞こえないようにするモードがあればいいな~と思いましたが、実売4,000円の製品に求める事自体酷な事かもしれませんね。
    ※例えば、ノイズ・キャンセラー搭載イヤホンで有名なBOSE社だと2~3万円しますから

    人によっては「サー」という音が嫌いかも

    環境騒音を掻き消す代償として、耳に「サー」という音が聞こえます。
    これはノイズ・キャンセルしている証拠なため、どうしようもありません。
    人によっては「サー」という音が耳障りかもしれませんね。


    実売4,000円のデジタル耳栓「MM1000」、環境騒音によって集中出来ない人やサーバー ルームで作業をよくする人におススメです。
     集中する事で生産性が向上できる(または可能性がある)ガジェットが4,000円なら安いですね。


    アラート「クライアント コンピューターのバックアップにエラーが存在します」が表示された場合の対処法

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    Windows Server 2012 R2 Essentials のダッシュボードに警告レベルのアラート「クライアント コンピューターのバックアップにエラーが存在します」が表示されました。
    今回はこのアラートが表示された場合の対処法をメモ。

    背景

    Windows Server 2012 R2 Essentials のドメインに参加しているWindows 8.1 Pro UpdateをWindows 10 Technical Previewにインプレース アップグレードしてみました。
    ユーザー プロファイルを残す設定でアップグレードを行い、完了後は順調そのもの。Windows Server 2012 R2 Essentialsのドメインにも問題なく参加出来ていました。
    しかし、Windows Server 2012 R2 Essentials に登録されているデバイスを削除し忘れていたので、後ほど削除したところ今回のアラートが出力された次第です。

    アラート内容

    • アラート レベル
      重要
    • アラート タイトル
      クライアント コンピューターのバックアップにエラーが存在します
    • 詳細
      クライアント コンピューターのバックアップには、解決する必要があるエラーが含まれています。
      バックアップを修復する前に、サーバー 記憶域エラーをすべて解決する必要があります。
      問題を解決するまでは、クライアント コンピューターをバックアップする事は出来ません
    2014-10-07_224055
    2014-10-07_224055

    対処法

    1. [デバイス]タブを開く
    2. 画面右の[コンピューター タスク]→[クラインと コンピューターのバックアップ タスク]をクリック
      2014-10-07_224215
    3. [ツール]タブをクリック
    4. [今すぐ修復]をクリック
      2014-10-07_224245
    5. ウィザードに従って操作
      2014-10-07_224326
    6. 検査中・・・
      2014-10-07_224421
    7. 修復完了
      2014-10-07_224546
    バックアップの修復が正常に完了すると[今すぐ修復]ボタンの下に結果が表示されます。
    2014-10-07_230408
    修復する際、サーバー フォルダ[クライアント コンピューター バックアップ]の一部データが削除される可能性がありますが、今回の場合はバックアップ データは削除されました
    ウィザードにチェックボックスが用意されている通り、削除される可能性を認識した上で作業に当たってください
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    余談:アラートは詳細と一緒に解決方法が説明されます
    Windows Server 2012 R2 Essentials の良いところは、「アラートに対する解決方法」がアラート画面で説明される点です。
    非システム管理者の方でも解決できる可能性が高くなります。
    アラートが起きた場合は、まずはこの解決方法を熟読し操作してみてください。
    2014-10-07_224055

    Windows 10 Technical Preview にWindows Server Essentials コネクタをインストール出来るのか?

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    10月1日、次期クライアントOS「Windows 10 Technical Preview」、次期サーバーOS「Windows Server Technical Preview」がリリースされました。
    早速、Windows Server 2012 R2 Essentials のWindows Server Essentials Connector を「Windows 10 Technical Preview」にインストール出来るのか?確認してみました。

    残念、インストール出来ませんでした

    Windows 10 Technical Preview 上でWindows Server Essentials  Connector ファイルを実行すると
    1. ネットワーク上のWindows Server 2012 R2 Essentials を検索、認識
    2. その後、「予期しないエラーが発生しました。~」エラー メッセージが表示される
    結果となりました。
    wse_connector
    Windows Server 2012 R2 Essentialsからしてみれば未サポートのOSですから、当然の結果です。
    「今後」、Windows Server 2012 R2 Essentialsの更新プログラムで次期OS「Windows 10」がサポートされるとうれしいですね。
    待つべし・・・

    Office 2013 Windows UpdateにOffice用更新プログラムが表示されない~クイック実行

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    先日購入したOffice Professional 2013 アップグレード優待パッケージをインストールしたクライアントPCを見ていて気が付いた事があります。
    それは、Windows Updateを行うもOffice用更新プログラムが一切表示されない現象
    Technet版Office Professional Plus 2013をISOイメージからインストールしたクライアントPCは「Windows Updateの一覧にOffice用更新プログラムが表示されるのになぜだ?」と分からずじまいでしたが、やっと理由が分かりましたのでメモ。
    2014.05.05 Office 2013、および、Office 365を自動的にアンインストールするMicrosoft FixItが公開されました。
    2014.10.11 Office 365のファイル ダウンロードURLを追記しました。Microsoft CDNを利用しているようです。

    3行で分かる、この記事の内容!

    • Office 2013にはインストール方法が2種類ある
    • クイック実行の場合、バックグランドでOfficeの各プロダクトを常に最新状態にしてくれる
    • インストール方法を確認するには、BackStage ビューの[アカウント]を調べよう

    クイック実行でインストール?MSIでインストール?知らんかった・・・

    Office 2013からインストール方法が
    • DVDメディアを使った従来のインストール
    • Office.com(オンライン)からダウンロード&インストール
    の2種類になってますよね。
    原因はインストール方法にありました。
    クイック実行によるインストールは「常に最新状態を維持してくれる」優れもの
    先日購入した優待パッケージはパッケージ内にシリアル番号が書かれたカードが入っており、オンラインでアクティベートします。
    その後、基本はOffice.comから"ブートストラップ"と呼ばれる基本アプリケーションをダウンロードし、実行するとOffice本体がダウンロードされます。
    ダウンロードはバックグラウンドで行われ、インストールします。
    ※DVDイメージをダウンロードすることも可能です。
    このインストールは「クイック実行」と呼ばれる新しい機能を利用しており、Office.comの説明にも明記されています。
    クイック実行とは
    マイクロソフトの仮想化およびストリーミング テクノロジを使用して、Microsoft Office をブロードバンド経由で配信したり、更新したりする新しい方法です。
    クリック実行の利点は下記の通り説明されています。
    1. クイック実行は高速で、数分で Office をダウンロードし、使用できるようになります。
    2. クイック実行を使用しているユーザーは、製品の更新プログラムを自動的に受け取ることができ、更新プログラムをダウンロードしたりインストールする必要がありません
    3. クイック実行を使用することで Office 2010 の試用版をいままで以上に簡単にご利用いただけます。現在使用しているバージョンの Office と並行して使用できます。
    4. クイック実行製品が使用するディスク領域は、通常の製品の約半分です。
    Windows Updateを行うもOffice用更新プログラムが一切表示されない理由は正に利点の2番の事です。
    余談ですが、クリック実行を支える「Click-To-Run」についてマイナビビュースさんの記事が分かりやすいです。
    次期Office 2013の「クイック実行」を支える「Click-To-Run」
    どうやって最新の状態を維持しているのか?
    気になったのが、どうやってOfficeを最新状態に維持するのか?
    予想通りでしたが、タスク スケジューラを利用していました。
    私の環境では
    • 毎週 日曜日・火曜日・金曜日の午前3時
      または、任意のユーザがログオン後1時間の間、30分毎
    のスケジュールで実行されていました。
    2013-10-15_210439
    これ以外に「Microsoft Office サービス」も関連しているかもしれません。
    ここはまだ詰め切れていません・・・

    Office 2013のインストール方法を確認するには?

    では、ご自身のOffice 2013はどの方法でインストールしたのか?は、アカウント画面から確認できます。
    クイック実行でインストールされた場合
    Excel等のアカウント画面に「Office 更新プログラム」が表示されていた場合はクイック実行インストールになります。
    2013-10-15_202313
    MSIインストール
    MSIインストールの場合、「Office 更新プログラム」は表示されません。
    2013-10-15_202544
    MSIインストールの場合はWindows Update経由でOffice用更新プログラムをダウンロード→インストールとなります。
    2013-10-15_202657

    更新プログラムが適用できる状態

    更新プログラムが適用できる場合、下記のようになります。
    2013-12-12_0818572013-12-12_081914
    手動で適用すると、インストール中のメッセージが表示されます。
    2013-12-12_082150

    アンインストールが簡単になりました!

    以前はアンインストール方法が複雑怪奇でしたが、Microsoft FixItがリリースされ簡単にアンインストール出来るようになりました。
    Office 2013 または Office 365 をアンインストールする方法
    FixIt(O15CTRRemove.diagcab)をダウンロードし、実行するだけです。

    要注意!アンインストール手順はインストール方法によって異なるようです

    詳しくは下記を読んでいただけると助かります。
    Microsoft Office 2013 または Office 365 のアンインストール
    内容は、
    Office 2013のインストール方法によってアンインストール手順が異なる
    という事。
    ご自身の環境に合った内容を予習される事をおススメします。

    Office 365はMicrosoft CDN サーバーを経由して更新しているそうです

    「Office Deployment Support Team Blog」のブログ記事
    Managing Updates with Office 2013 Click-to-Run
    を見ると、Microsoft CDN※ サーバーを経由してOfficeの最新状態を維持しているようです。
    ※CDN:Contents Deliverry Network(コンテンツ配信ネットワーク)
    もしかすると、一般ユーザーが利用するOffice 2013も同じかもしれませんね(確証はありませんが)
    ファイアウォール等通信ログを確認する際に何の通信なのかが分かるので覚えておいて損はないと思います。
    http://officecdn.microsoft.com/

    今回の内容は、知らないと「はまる」原因になると予想しています。
    というのも、あるクライアントはクリック実行でインストールし、その他はMSIインストールとなると挙動が異なるため、何かがあった場合の調査に時間がかかります。
    特に、小規模企業は「量販店で販売されているパッケージを購入し、インストールする」というケースはありそうですので・・・
    ある訳ないと思いますが、WSUSを導入している企業がクライアントにクリック実行を使ってOfficeをインストールしたなんて事があったら・・・あったら怖いです・・・

    今回、製品のコアとなる技術を知らないのが原因だと痛感しています。
    「それを知らないでOffice 2013使ってたの?」と某さんに言われそうな気もしますが、まぁ修行中の身ということで・・・
    まだまだIT Proには慣れないですね、私は・・・

    PowerShell から 全AzureVMを割り当て解除済みで停止する

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    先日行われたJAZUG青森の第1回勉強会で初めてMicrosoft Azureの仮想マシンに触りました。
    非常に面白いものの、お約束の「仮想マシンを停止忘れによる課金問題」が付きまといます。
    そこで、PowerShellから稼働中の全AzureVMを一度に「停止済み (割り当て解除済み)」にするスクリプトを書いてみました。
    流石に常時稼働している場合には使えませんが、たまに起動して停止するような使い方であれば使えるのかなと思っています。

    全AzureVMを割り当て解除済みで停止するスクリプト

    Get-AzureVM コマンドレットで仮想マシンの一覧を読み込み、ステータスがReadyRoleのもののみ強制的に停止させます。
    Get-AzureVM | Where-Object{$_.Status -eq "ReadyRole"} | Stop-AzureVM -Force

    停止済みの全AzureVMを一度に起動するスクリプト

    反対に全起動する場合は、最後をStart-AzureVM コマンドレットに変えます。
    Get-AzureVM | Where-Object{$_.Status -eq "StoppedDeallocated"} | Start-AzureVM

    仮想マシン数が多い場合は、Jobにポイ

    仮想マシン数が多い場合、スクリプトが完了するまで時間がかかるようなので、バックグランドで処理させると便利かも。
    • Start-Job コマンドレット
      Start-Job{Get-AzureVM | Where-Object{$_.Status -eq "ReadyRole"} | Stop-AzureVM -Force}
    • Get-Job コマンドレット
    • Receive-Job コマンドレット
      Receive-Job –Id <x> –Wait
    • Remove-Job コマンドレット
      Remove-Job –Status Completed
    余談:Azure PowerShellを利用する手順
    1. Web Platform Installerをダウンロード、インストールする
      Microsoft Web Platform Installer
    2. 管理者権限でPowerShell を起動
      ※今回はAzure PowerShell を使いません
    3. モジュールをインポート
      >Import-Module Azure
    4. Add-AzureAccount コマンドレットを実行、認証処理をする
    認証処理で困った事が一つ
    Azure サービスはMicrosoft アカウントに紐づけており、Microsoft アカウントは二段階認証を設定しています。


    Android アプリ「Microsoft アカウント(二段階認証アプリ)※」で要求処理を受信し許可するも失敗。
    「セキュリティ コード」に切り替える事で無事認証が完了しました。
    ※バージョンは1.0.0067.1005
    アプリ側の問題なのかどうかはまだ分かっていません。

    Android アプリ「Microsoft アカウント」の概要と使い方を知りたい方は下の記事をご覧ください。
    Android用 2段階認証アプリ「Microsoft アカウント」とAzure 用多要素認証アプリ「Multi-Factor Authentication」

    Windows 標準機能だけでパケット キャプチャし、Microsoft Message Analyzerでログを解析してみた

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    MS_Message_Analyzer
    2年前に『MS謹製のパケットキャプチャ「Microsoft Network Monitor 3.4」を試してみた』という記事を投稿しました。
    今回は、Windows 標準コマンド「netsh」を使って通信をトレースし、Microsoft Message Analyzerでログを解析するまでの手順をメモ。
    通信ログを取得する際、特定のアプリケーションをインストールする必要がないのはいいですね。

    サーバーで通信ログが取りたい!

    サーバー/クライアント間の通信ログを取得したい時があり、ポートミラーリング機能付きL2スイッチを購入しました。
    パケットキャプチャ用PCをL2スイッチに接続する事でL2スイッチに流れる全パケットを取得できるので非常に便利です。
    しかし、もっと簡単にEnd-to-Endの通信ログを取得したい!と思い調べてみたところ、Netsh コマンドでトレースログが取れる事を分かりました。
    Windows 標準のコマンドですから、手軽にトレース ログが取得できるので便利ですね。

    netsh trace コマンドの負荷は?

    サーバー上で処理を行う際、どの程度の負荷がかかるのかを確認してみました。
    ※あまり負荷がかかるなら稼働中のサーバーでは使用できませんから
    クライアント(Windows 7 Professional SP1 64bit)からファイル サーバー(Windows Server 2008 R2 Standard)に対し、272MBのファイルを無線LANを使ってアップロードしてみました。
    結果、上記環境ではほぼ負荷がかかりませんでした。
    ※環境によっては負荷がかかるかもしれません。使用上の注意は必要かなと思っています。
    2014-10-15_164458
    2014-10-15_164341

    通信をトレースし、解析してみる

    実際にnetsh コマンドを使って通信ログを採取し、ログをMicrosoft Message Analyzerで解析します。
    1.netsh コマンドで通信をトレースする
    1. コマンド プロンプトを起動
    2. トレースを開始
      >netsh trace start capture=yes
      image
    3. トレースを停止
      >netsh trace stop
      image
    2.Microsoft Message Analyzerのインストール
    1. Message Analyzerをダウンロード
      http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=44226
    2. インストール
    3.トレース ログを表示・解析する
    1. Message Analyzerを起動
    2. [File]→[Quick Open]をクリックし、トレース ログを開く
      image

    使ってみた感想

    Microsoft Message AnalyzerのインターフェースはリボンUI、Office 2013をお使いの方なら違和感なく使えるはずです。
    (使いきれてはいませんが)WireShark(旧Ethereal)とMicrosoft Network Monitorを長年使っていたので何となくではありますが操作、解析が出来ました。
    私が使う分には必要十分ですが、問題は動作が異常に重たい点。
    2014-10-15_161347
    タスク マネージャーを確認すると、メモリは約1GBを使用していたため、HWスペックを選ぶかもしれませんね。
    2014-10-15_152528
    Microsoft謹製のアプリケーションのみで解析できるのでパケット キャプチャ ツールの一候補に挙げても良いかもしれませんね。

    Microsoft Message Analyzerのダウンロード

    現在のバージョンはv1.1、2014年9月16日にリリースされています。
    Microsoft Message Analyzer

    PowerShell 又は Delコマンドを使ってThumbs.dbを削除する

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    ファイル サーバー上のフォルダーを削除しようとすると「Thumbs.dbが~」のメッセージが表示され削除できない場合があります。
    少し時間をおくとエクスプローラーから削除できますが、今すぐ削除したい場合、私はPowerShell 又は コマンド プロンプトを使っています。
    よくあるネタですが備忘録としてメモします。

    PowerShellを使う

    Thumbs.dbの属性は隠しファイルのため、下記コマンドでファイルの存在を確認します。
    Get-ChildItem Thumbs.db -Attributes Hidden
    Thumbs.dbを削除する場合は、Remove-Item コマンドレットを使います。
    大切なのは、サブフォルダ配下の内容を再帰的に取得する-Recurse オプション。これがないと削除できませんでした。
    Get-ChildItem -Include Thumbs.db -Recurse -Force | Remove-Item -Force
    もし、(本当に削除できるのか?)コマンドを確認したい場合は、-WhatIf オプションを付けます。
    Get-ChildItem -Include Thumbs.db -Recurse -Force | Remove-Item -Force -WhatIf
    -WhatIf オプションは確認するだけで、対象ファイルは削除されません。 ご注意ください。

    Delコマンドを使う

    こちらは説明不要だと思いますので、コマンドだけ。
    Del /A:H .\Thumbs.db
    /A スイッチは属性、Hは隠しファイルを示しています。

    Windows 10 Technical Preview にWindows Home Server 2011 コネクタをインストールできるのか?

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    Windows Server 2012 R2 Essntialsに引き続き、Windows Home Server 2011 のコネクターをWindows 10 Technical Previewにインストールしてみました。
    こちらはインストール出来ましたが、問題点もあります。

    インストールは可能だが、バックアップは出来きませんでした

    WHS2011にとって未対応となるWindows 10 Technical Preview、予想外な事にコネクターはインストール可能でした。
    しかし、バックアップは触った限りVSS(ボリュームシャドウ・コピー)が原因で失敗します。
    今後はWHS2011の使われ方が限定されていくかもしれませんね。


    C# Bing Webmaster APIを使ってサイトマップを再送信するサンプル

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    つい先日、Bing WebmasterがAPIを公開していることに気が付きました。
    C#の勉強の一環として、Bing Webmaster APIを使ってサイトマップを再送信するプログラムを書いてみました。
    分かるまで結構時間がかかるものですね・・・

    背景

    私が利用しているGoogleのブログ サービス「Blogger」のサイトマップ(ATOM形式)をBing Webmasterに登録していますが、なぜか定期的な更新が行われません。
    今まで手作業で更新していましたが、案の定忘れる訳ですよ、更新を。
    せっかくAPIが公開されているのであれば、何らかの手段を用いて自動的にサイトマップを再送信したいなぁと思い、今回の記事を書いた次第です。

    手順

    Web APIを使ったプログラムを書いたことがない、またC#でプログラムを書いた経験がありません。
    これから説明する手順には、Visual Studio 2013 の操作方法も併せています。分かる方はすっ飛ばしてください。
    Bing Webmaster APIのサンプルを書くにあたって
    を参考にしました。サンプルがあるって便利ですね!
    1. Bing Webmaster からAPI キーを取得
      image
    2. Visual Studio 2013を起動
    3. [ファイル]→[新規作成]→[プロジェクト]をクリック
      image
    4. [Visual C#]の[コンソール アプリケーション]を選択、適当なプロジェクト名を入力する
      image
    5. Web APIを参照するため、[ソリューション エクスプローラー]→[参照設定]を選択し右クリック、[サービス参照の追加]をクリック
      image
    6. Bing Webmaster APIのURLを[アドレス]欄に入力、[移動]ボタンをクリック
      https://ssl.bing.com/webmaster/api.svc
      ※URLはwww.bing.comでも大丈夫でした
      image
    7. APIの一覧?が取得出来たら、名前空間に適当な名前を入力
      今回はmsdnのサンプルと同じ WebmasterApi とします
    8. [ソリューション エクスプローラー]の[App.Config]を選択
      image
    9. App.Configの修正、及び追記を行います。
      • system.serviceModel->client->endpoint 要素のaddress属性値にある文字「API_KEY」をBing Webmaster API キーを置き換えます。
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      • 受信メッセージサイズを指定
        system.serviceModel->bindings->basicHttpBinding->binding 要素に二つの属性を追加します。数値は524288、又はそれ以上
        image
        1. maxBufferPoolSize=”524288”
        2. maxReceiveMessageSize=”524288”
    10. Program.csにサンプルを書く

    サンプル

    namespace Bing_Webmaster_Feed_Submitter
    {
    using System;
    using System.Linq;
    using System.ServiceModel;

    class Program
    {
    //Bing Webmasterに登録している自分のサイト
    private static readonly string BING_ENTRY_URL = "http://xxxxxxx.blogspot.jp/";

    static void Main(string[] args)
    {
    //サービス参照のインスタンスを生成
    var api = new WebmasterApi.WebmasterApiClient();

    try
    {
    //登録済みサイトマップを取得
    var feeds = api.GetFeeds(BING_ENTRY_URL);
    foreach (var value in feeds)
    {
    //サイトマップを再送信
    api.SubmitFeed(BING_ENTRY_URL, value.Url);
    }
    }
    catch (FaultException fault)
    {
    Console.WriteLine("Failed: {0}", fault.Message);
    }
    }
    }
    }

    たったこれだけでBing Webmasterに登録しているサイトマップを再送信することができました。
    当初、system.runtime.serialization.json など参照設定を追加しスクラッチで開発する必要があるとのかなぁと思っていましたが、VSの[サービス参照](機能といっていいのかな?)を使う事で簡単にWeb APIを操作できました。
    なお、サイトマップが更新されているかどうかの判定機能などを盛り込めばいいと思いますが、今回は説明致しません。
    余談:Visual Studio Online、便利!
    Visual Studioはあまり使わない=VSの良さを体感できていません。
    しかし、今回使ってみてほんの少し良さが分かった気がします。
    特に、Visual Studio Onlineとの連携(チェックイン・チェックアウト機能)は非常に便利だなぁと。
    ある程度書いてコンパイルが通ればチェックインし、変更内容をVisual Studio Onlineと同期。
    後日メインの開発環境以外からもチェックインした時の内容が触れるわけですから、クラウド サービス万歳!です。
    一人で必要なツールを作るだけならVisual Studio Onlineは無料ですからね、非常にありがたいと感じる今日この頃です。
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